GeForce RTX 4070 Ti SUPER & Radeon RX 7600 XT搭載カードが登場! 気になるショップの反応:古田雄介の「アキバPickUP!」(1/4 ページ)
先週は新GPUを搭載したグラフィックスカードが多数売り場に並んだ。アッパーミドルの「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」とミドルレンジの「Radeon RX 7600 XT」、それぞれの反響をみていこう。
1月17日の「GeForce RTX 4070 SUPER」搭載カードに引き続き、1月24日にはその上位となるNVIDIAのGPU「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」を搭載したグラフィックスカードが複数のメーカーから売り出された。価格は12万4000円弱から18万5000円強となる(税込み、以下同様)。
RTX 4070 SUPERより上々――RTX 4070 Ti SUPERカードの反響
GeForce RTX 4070 Ti SUPERは、2023年1月登場の「GeForce RTX 4070 Ti」の上位に位置づけられており、CUDAコア数が7680基から8448基へ、グラフィックスメモリの容量が12GBから16GBへと増量されている。
販売開始直後の反響はショップによってまちまちだったが、RTX 4070 SUPER搭載カードよりは好反応だったことは概ね共通している様子だ。
TSUKUMO eX.は「価格が落ち着いたRTX 4070 Tiカードがまだ在庫されている中でも、結構好調に売れています」と話していた。一方で「まずまずの反響ですが、進化も大きいですし、個人的にはもっと伸びて良いと思っています」(別のショップ)といった声も聞いた。
個別にみると、15万円以下の比較的低価格なモデルからよく売れている様子だ。とりわけアキバかいわいで最安となっていたPalit Microsystemsの「GeForce RTX 4070 Ti SUPER JetStream OC 16GB(NED47TSS19T2-1043J)」(ドスパラ秋葉原本店で12万3780円)は、週末を待たずに売り切れとなっている。
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