好調なGeForce RTX 4070 Ti SUPER搭載カードでも目立つ“白人気”:古田雄介の「アキバPickUP!」(1/4 ページ)
NVIDIA GeForceの新しいGPUを搭載したグラフィックスカードが出そろい、おおよその反響が見えてきた。中でもRTX 4070 Ti SUPERが好調だが、とりわけ白モデルの売れ行きが目立っている。その傾向は、マザーボードでも同様らしい。
1月下旬から2月初頭にかけて「GeForce RTX 4070 SUPER」「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」「GeForce RTX 4080 SUPER」搭載カードが相次いで登場したが、新GPU間でも売れ行きの差がはっきり出てきている様子だ。
- 「GeForce RTX 4070 SUPER」は実売9万円前後で買える“ちょうどいいGPU”だった
- 「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」は実に頼もしいアップグレードがなされたモデルだ
- 17万円切りで4Kでも快適に使える「GeForce RTX 4080 SUPER」を試す
- NVIDIAが「GeForce RTX 40 SUPER」シリーズを発表 ゲームと生成AIを高速化
玄人志向とPalitの白いRTX 4070 Ti SUPERカードが登場
TSUKUMO eX.は「RTX 4070 Ti SUPERが好調ですね。RTX 4080 SUPERも悪くないペースで売れています。RTX 4070 SUPERはまだちょっとRTX 4070 Tiとの価格のバランスもあって微妙な状況ですね」と語る。他店でも概ね似た感触を聞いた。
好調と言われるRTX 4070 Ti SUPERカードの中でも、特に人気を集めているのが白モデルだ。先週は3連ファン搭載の白クーラーを搭載した玄人志向の「GK-RTX4070TiSP-E16GB/WHITE/TP」や、Palit Microsystemsの「GeForce RTX 4070 Ti SUPER GAMING PRO White」が登場して、どちらもよく売れているという。価格は順に15万5000円前後と14万8000円前後だ(税込み、以下同様)。
同店は「まず、白モデルが売り切れるというパターンはよくありますよ」という。ドスパラ秋葉原本店も「電源ユニットやマザーボードも白でそろえられるようになっていますし、やはり白を待っているという人は増えていますね」と話していた。
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