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AMDがデータセンター向けCPU「第5世代EPYC」の登場を予告 Zen 5アーキテクチャ採用で最大128コア 2024年後半に発売予定COMPUTEX TAIPEI 2024

AMDが、Zen 5アーキテクチャを採用する「第5世代EPYC」を2024年後半に投入することを明らかにした。最大で192コア384スレッド構成で、128コア構成モデルは、Intelの現行Xeonで最高スペックの「Xeon Platinum 8592+」比で高いパフォーマンスを発揮できるという。

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 AMDは6月3日、Zen 5アーキテクチャを適用したデータセンター/サーバ向け新型CPU「第5世代EPYCプロセッサ」(開発コード名:Turin)を2024年後半に投入することを発表した。

第5世代EPYC
AMDが第5世代EPYCの投入を発表した

第5世代EPYCの概要

 第5世代EPYCは、Zen 5アーキテクチャのCPUコアを最大192コア(384スレッド)搭載している。AMDの提供資料によると、今回予告された製品についてはEPYC 9004シリーズ(開発コード名:Genoa)と同様に「Socket SP5」を用いるという。

 128コア構成のTurinは、Intelの「Xeon Platinum 8592+」と比べてサテライトタバコモザイクウイルス(STMV)のエミュレーション(原子2000万個)において最大3.1倍のパフォーマンスを発揮する他、AI処理もより高速だという。

STMV
STMVのエミュレーションでは、Xeon Platinum 8592+の最大3.1倍のパフォーマンスを発揮
CPUベースのAI処理
CPUベースのAI処理もXeon Platinum 8592+よりも高速に行える

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