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12VHPWRコネクターも測れる電源チェッカー「Dr. Power III」が話題に古田雄介の「アキバPickUp!」(1/4 ページ)

Thermaltake(サーマルテイク)の電源チェッカー「Dr. Power」に、12年ぶりの新モデルが登場。ニッチな製品でありながらもニーズは高く、すぐに売り切れた店舗もあったという。

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 Thermaltake(サーマルテイク)から、電源チェッカー「Dr. Power」シリーズの新作が13年ぶりに登場した。ニッチなアイテムながらも、早速好調に売れているという。

 13年は、電源ユニットの仕様を変えるのに十分な時間だ。

週末までに売り切れるショップも――Dr. Power IIIの反響

 先週の新製品で異彩を放っていたのは、先述したDr. Powerシリーズの新作「Dr. Power III」だ。実売価格は7500円弱となる。

Dr. Power III
パソコンSHOPアークに並ぶ「Dr. Power III」

 Dr. Power IIIは、2011年9月に登場した先代「Dr. Power II」の後継製品で、ATX電源の出力状況をチェックできる。新モデルでは「ATX 3.1」に対応し、最新の「12VHPWR」コネクタの出力状況もリアルタイムで診断できる。ボタンを押してテスト結果を表示する「手動モード」と、自動でテストしてくれる「オートランモード」を備えており、使用環境に合わせたチェックが可能だ。

 オリオスペックでは、週末までに初回入荷分が売り切れたという。他店でも販売開始から問い合わせがあり、アキバ全体で好調に売れている様子だ。

 あるショップは「先代(Dr. Power II)も、販売終了してから『探しているんだ』というお客さまが何人もいたくらい、一定のニーズがありました。(最近は)電源ユニットの環境が大きく変わったことで、新バージョンを待っていた人は結構いると思います。ニッチなジャンルながら、久しぶりの新作ですしね」と話していた。

実機写真
オリオスペックに入荷した「Dr. Power III」の実機
本体下部
本体下部にはATX規格の24ピンメインコネクターがある
本体上部
本体上部には「ATX 12V」「PCI Express(PCIe)」「Serial ATA(SATA)」「ペリフェラル」の各コネクターが並ぶ
左側面
新たに装備された12VHPWRコネクターは、左側面にある
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