プラグ面がL字な個性派電源「EDGE」がデビュー/Noctuaの「低背CPUクーラー」に強化版登場:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
今週(7月15日週)末の秋葉原のPCショップでは、デュアルチャンバー(2室構造)ケースに最適化された、Lian-Li製のユニークな電源ユニットが注目を集めている。USBハブ機能も備え、定格出力は1300Wまで選べることが魅力だ
今週(7月15日週)末、秋葉原のPCショップでは、デュアルチャンバー(2室構造)ケースに最適化された、Lian-Li製のユニークな電源ユニットが注目を集めている。USBハブ機能も備え、定格出力は1300Wまで選べることが魅力だ。
2室構造ケースに最適なLian-Li製電源「EDGE」
今週、電源ユニットの新製品で目立ていたのは、Lian Li Industrialのプルプラグイン電源シリーズ「EDGE」だ。80PLUS PLATINUM認証を取得したATX 3.1電源で、プラグ面が“張り出す”特徴的な外観をしている。
定格容量のラインアップは850W/1000W/1300Wの3種類で、カラーはブラックとホワイトから選べる(850Wモデルはブラックのみ)。実売価格は850Wモデルが2万8000円前後、1000Wモデルが3万7000円前後、1300Wモデルが4万5000円前後だ。
EDGEシリーズは、同社の「O11シリーズ」と同様に、裏表の2部屋構造(デュアルチャンバー構造)を採用するPCケースに最適化されている。裏側の部屋に電源ユニットを縦方向に固定した場合、プラグの接続が快適に行えるよう工夫を凝らしたことが特徴だ。
加えて、EDGEシリーズはヘッダーピン型のUSBハブ機能も備えており、冷却ファンなどを多く搭載する構成でも電源(USB)ポート不足を回避できる強みも備えている。
入荷したオリオスペックは「使える環境にはどうしても制限がかかりますが、ケースに組み込めさえすれば快適なのは確かですね。容量も複数用意しているので、導入したい人はそれなりにいそうです」と話していた。
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