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“リモートの縛り”を開放するかもしれない「USBマウスムーバー」が登場:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
マウスの光学センサーを動かし続けるマウス用ターンテーブルを備えた「USBマウスムーバー」が登場し、一部で熱い視線が注がれている。
お盆シーズンに突入するアキバのPCパーツショップの新製品で、ひときわ目立っていたのがアイネックスの「USBマウスムーバー」だ。価格は3700円前後となる。
「USBデバイスとして認識されないのがポイントです」
マウスを乗せると、自動で回転するターンテーブルの動きをセンサーが追いかけるため、PC上では操作していない間もマウスポインターが動き続ける。これにより、自動スリープを防いだり、リモートワークにおけるログオフの条件を回避したりできる。
USBケーブルによって給電可能で、30分/1〜4時間のオフタイマーも設定しておける。
テクノハウス東映は「ポインターを動かし続けるアイテムとしては、USBポートに挿す『USBジグラー』が有名ですが、USBマウスムーバーはPC側からはデバイスとして認識されないので、より使い道が広いと思います。PCから給電する必要もないですしね」という。
また、同社からはRCA/S端子ポート経由の映像をPCに取り込める「RCA/S端子-USBキャプチャーケーブル」も登場している。PC側のコネクターはUSB Standard-A端子で、価格は1700円前後だ。
テクノハウス東映では「レガシーな端子ですが、意外と現在でも需要があるんですよね」という。
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