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Google Chromeに3つのAI新機能が登場/「Firefox 129.0」リリース リーダービューが大幅に強化:週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、8月4日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Google Chrome、5つの脆弱性に対応した安定版をリリース
米Googleは8月6日(現地時間)、先週に続いてデスクトップ向けChromeの安定チャネルをアップデートした。アップデート後のバージョンは、WindowsおよびmacOSが「127.0.6533.99/.100」、Linuxは「127.0.6533.99」となる。
本バージョンでは、5つの脆弱(ぜいじゃく)性が修正されている。CVE番号ベースでは、深刻度「Critical」を含む以下の6件に対応している。カッコ内はそれぞれの深刻度だ。
- CVE-2024-7532:Out of bounds memory access in ANGLE(Critical)
- CVE-2024-7533:Use after free in Sharing(High)
- CVE-2024-7550:Type Confusion in V8(High)
- CVE-2024-7534:Heap buffer overflow in Layout(High)
- CVE-2024-7535:Inappropriate implementation in V8(High)
- CVE-2024-7536:Use after free in WebAudio(High)
特別な理由がない限り、早急にアップデートすることが推奨されている。通常は自動的に更新されるが、Chromeの右上に表示されるメニューから「ヘルプ→Google Chromeについて」を表示することで手動での更新も可能だ。
Visual Studio Code v1.92リリース。CopilotがGPT-4oにアップデート
米Microsoftは8月1日(現地時間)、Visual Studio Codeの2024年7月度アップデート(バージョン1.92)をリリースした。このバージョンでは、新機能の追加や既存機能の強化など、多くの変更が加えられている。
主な変更点は下記の通りだ。
- デフォルトのブラウザ:VS Codeでリンクを開くために使用するブラウザを選べるようになる
- プルリクエスト(PR)を元に戻す:マージされたのPRを元に戻すPRを簡単に作成可能になる
- 拡張機能の更新:全ての拡張機能の自動更新を有効にするアクションと全ての拡張機能の自動更新を無効にするアクションを追加する
- プロファイルの上書き:プロファイル エディターを使用して、既存のプロファイルを上書き可能に
- CSSにファイルをペースト:ペーストまたはドラッグ&ドロップで CSSファイル参照を簡単に追加可能に
- パネルを上部に移動:パネルをワークベンチの上部、エディター領域の上に配置できるように
- CopilotがGPT-4oにアップグレード:Copilot ChatがOpenAIのもっとも強力なLLM「GPT-4o」にアップグレード
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