Google Chromeに3つのAI新機能が登場/「Firefox 129.0」リリース リーダービューが大幅に強化:週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、8月4日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
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Google Chromeに3つのAI新機能が登場
米Googleは8月1日(現地時間)、デスクトップ向けのWebブラウザ「Chrome」にGeminiモデルを使った3つの新しいAI機能を追加すると発表した。
追加されるのは、以下の3つだ。
- Google Lens:ブラウザ上で表示しているものに対して簡単に詳細を検索したり、Geminiに質問したりできるようになる。この機能は、今後数日中にアップデートが配信される。
- 複数タブ間の商品比較:複数タブで別々の商品を表示しで比較することがあるが、新たに追加される「Tab compare」を利用すると、各タブに表示している商品の概要をAIが生成し、1か所に表示できる。この比較には、製品の仕様、機能、価格、評価などが含まれる。Tab compareは、今後数週間以内に米国で導入される。
- 閲覧したサイトを再発見しやすく:Chromeには、以前にアクセスしたサイトを見つけるための履歴機能が備わっている。今後数週間以内に、米国では自然言語で過去にアクセスしたサイトを検索できるようになる。例えば「先週見たアイスクリームショップはどこだっけ?」という具合だ。この機能の使用は完全に任意で、設定から簡単にオン/オフを切り替えられる他、シークレットモードの閲覧データは含まれない。
「Firefox 129.0」リリース リーダービューが大幅に強化
米Mozillaは8月6日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザ「Firefox」の最新版となるバージョン129.0をリリースした。このバージョンでは、リーダービューが強化されている。
リーダービューは、ページの記事を読みやすくするFirefoxの機能だ。アドレスバーのリーダービューアイコンから有効にできる。記事本文とは関係ないボタンや広告、背景画像、動画を取り除き、レイアウトやテーマを変更して、読みやすい表示にカスタマイズできる。
Firefox 129.0では、リーダービューの「テキストとレイアウト」に文字間隔や単語間隔、テキスト配置の新しいオプションが追加された、また、テーマメニューのオプションにもコントラストとグレーが追加されている。カスタムタブに切り替えると、テキスト、背景、リンクのカスタムカラーを選択できるようにもなった。
この他、バックグラウンドタブの上にマウスカーソルを移動すると、タブのプレビューが表示される。タブを切り替えることなく、目的のタブを簡単に見つけられるようになるだろう。
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