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私たちの“仕事”に適したビジネスPCをどう選ぶ? 〜CPU編〜:情シス目線のビジネスPC選び(1/3 ページ)
従業員に支給するビジネスPCの機種選定は意外と大変な作業だ。どのようなポイントをチェックすればいいのか。情シス目線で役立つ各パーツの解説を連載でお届けする。
本連載では、ビジネスPCを構成するパーツにそれぞれフォーカスを当て、情シスの方々に向けたビジネスPCの選び方を掘り下げていく。今回はビジネスPCの中核をなすパーツ「CPU」にフォーカスを当てて、私たちの“仕事”に適したCPU選びについて詳しく解説していこう。
CPUを選ぶ前に、まずは業務の洗い出しを
CPUと一口に言っても、 低価格帯から高価格帯まで、あるいは用途に応じて非常に多岐にわたるラインアップが展開されている。安すぎるCPUを選択すると、業務に必要なアプリケーションの要件を満たせずに動作しない、動作したとしても動作自体が重たくなり、業務効率が低下する恐れもある。
では、なるべく性能の高いCPUを選べば良いかといわれると、ビジネスPCにおいては必ずしも正しい選択とはならない。ビジネスPCを購入する上で避けては通れない予算の上限があり、限られた予算の中からモデルを選択する必要がある。
プライベートで使用するPCなら、用途が明確に定まっていないため「今後、ゲームをするかもしれない」など、将来的に必要スペックが上がる可能性があれば、自分自身のお財布と相談して、現状よりもスペックの高いCPUを選択しても良いだろう。
しかし、ビジネスPCに置いては、ある程度用途が定まっていることから、現状よりもスペックの高いCPUを選択すると過剰な投資となり、最大限の費用対効果を得られなくなる。まずは業務の洗い出しを行った上で、組織に適したCPUを選択したい所だ。
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