約5.8万円のAndroidタブレット「LAVIE Tab T11」を試す 安価なタブレットとの違いは?(1/4 ページ)
製品紹介を踏まえつつ、ベンチマークテストやゲームプレイでその実力をチェックしていこう。
筆者は“ごろ寝用”のタブレットとして、約1.5万円から購入できる「Redmi Pad SE 8.7」を実際に購入し、読書やYouTubeの動画視聴用タブレットとしてコストパフォーマンスに優れるお手頃Androidタブレットであると紹介した。
→・今なら1.5万円から買えるXiaomiの8.7型Androidタブレット「Redmi Pad SE 8.7」が“ごろ寝”にちょうどいい
しばらくして、「逆にハイパフォーマンスで高級機にあたるAndroidタブレットは、iPadと比べてどれ位快適に操作できるのだろうか」という疑問に行き着いた。
そこで、2024年12月にNECパーソナルコンピュータが発売した、Snapdragon 685搭載の「LAVIE Tab T11」を手元に用意した。直販価格で5万8080円からと、iPadと比べると本体価格は安いが、Redmi Pad SE 8.7と比べると約3.8倍の価格なので、それほどの差が出てくるのか、非常に気になるところだ。
ハイパフォーマンスなLAVIE Tab T11はどれほど快適に動作するのか、iPadの代替としてAndroidタブレットは通用するのかという点について、製品紹介を踏まえつつ、ベンチマークテストやゲームプレイでその実力をチェックしていこう。
LAVIE Tab T11の外観をチェック
LAVIE Tab T11は11.45型のAndroidタブレットで、以前紹介したRedmi Pad SE 8.7のように“ごろ寝用”ではなく、メインマシンとして利用することを想定したサイズ感だ。
ディスプレイの解像度はWUXGA(1920×1200ピクセル)で、フルHD(1920×1080ピクセル)と比べて縦の解像度が広いため、一度に表示できるコンテンツ量が多い。数字で見ると「たった120ピクセルの差か」と感じる方もいるかもしれないが、実際に利用してみると、意外と侮れない差だ。
発色自体も非常に鮮やかに感じられ、ハイパフォーマンスモデルの名にふさわしいディスプレイといえる。これならWebサイトの閲覧だけでなく、動画やカメラで撮影した写真を鮮やかなディスプレイで見られるだろう。
ディスプレイの鮮やかさだけでなく、リフレッシュレートも90Hzに対応しているため、ゲームやWebサイトのスクロール動作もスムーズに動作する。
コンテンツを楽しむために必要な要素を全て兼ね備えている高級機といったところだ。
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