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2枚挿し時代ゆえの大人気――1枚64GBのDDR5メモリが話題に:古田雄介の「アキバPickUp!」(1/4 ページ)
キングストンから1枚64GBのDDR5メモリが登場し、取り合いの様相を呈している。その他、ASRockから「Taichi」電源、Lian-Liからワイヤレス制御ファンなどが売り出されている。
先週、キングストンから登場したDDR5メモリ「KVR64A52BD8-64」が話題を集めた。1枚あたりの最大容量の48GBを更新する64GBのCU-DIMMで、規格はDDR5-6400となる。価格は3万5000円前後で、2枚セット「KVR64A52BD8-64-D」は6万8000円前後となる。
1枚64GBのDDR5メモリが3.5万円でデビュー
入荷したパソコンSHOPアークでは、初回入荷分がすぐに売り切れになるほどの反響があったという。同店は「DDR5が主流になってから、4枚挿しはかなり速度を落とさないとなかなか安定しないというのが通説になっています。その中で速度と大容量を両立させるなら1枚あたりの容量を高めなければなりません。KVR64A52BD8-64が登場したことで、128GBのDDR5を高速で安定動作させる現実的な手段が実現できるようになったわけです」と解説する。
実際、同店では4枚まとめて購入というケースはなく、2枚まとめて購入する人が多かったそうだ。
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