無料画像編集ソフト「GIMP」が約7年ぶりの大規模アップデートで3.0に/Google アシスタントが「Gemini」に完全移行 今後数カ月で:週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、3月16日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、3月16日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
無料画像編集ソフト「GIMP」が約7年ぶりの大規模アップデートで3.0に
GIMPは3月16日、無料の画像編集ソフト「GIMP 3.0」をリリースした。2018年にリリースしたGIMP 2.10以来、約7年ぶりの大規模アップデートだ。
GIMP 3.0では、以下のようなアップデートが施されている。
- フィルターの非破壊編集に対応。キャンバス上のプレビューで変更をリアルタイム確認できる
- BC7 DDSファイルを含む、より多くのアプリケーションとのファイル交換が可能に。PSDエクスポートの改善や多くの新しいフォーマットに対応
- レイヤーサイズの自動拡張に対応
- テキストの編集、フォントやサイズの変更、スタイル設定の微調整が簡単に
- 複数アイテムの一括選択に対応
- カラー管理を改善
- GTK3に対応
- ロゴを刷新
GIMP 3.0は、Windows、macOS、GNU/Linux向けにリリースされており、いずれも無料でダウンロードできる。
Google アシスタントが「Gemini」に完全移行 今後数カ月で
Googleは3月14日、今後数カ月をかけて、モバイルデバイスのGoogle アシスタントを「Gemini」に置き換えると発表した。2025年後半には、ほとんどのモバイルデバイスでGoogle アシスタントが利用できなくなるという。ただし、Geminiの最小要件となる「Android 10以降/メモリ2GB以上を搭載」を満たしていないデバイスは対象外だ。
2016年にリリースされたGoogle アシスタントは、自然言語処理と音声認識テクノロジーによって、より自然な方法で利用できるようになった。Googleは「(Google アシスタントが登場してから)約10年が経過し、生成AIによってテクノロジーとの関わり方が変革しており、プラットフォームの転換期にある」としている。
アップグレードの対象は、タブレットや自動車、ヘッドフォン、スマートウォッチなど、スマートフォンに接続するデバイスだ。さらにスマートスピーカー、ディスプレイ、TVといったホームデバイスにも、Geminiを利用した新しいエクスペリエンスを提供する。詳細は今後数カ月以内に発表するとしている。
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