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「光より木!」 トレンドの背景に往年の自作ユーザーとWindows 10が関係:古田雄介の「アキバPickUp!」(3/4 ページ)
ディスプレイを使ったデコレーションも可能になった自作PCの世界だが、「ゲーミング」の個性が際立つ程に、それ以外の潮流も目立つようになってきた。その背景にもいろいろある。
OkinosブランドのPCケースが一斉に登場
PCケースでは、新興ブランドのOkinosから複数の製品が一斉デビューしている。
フロントに木材を使った「Cypress(サイプレス)」シリーズは、ATX対応で最上位の「Cypress 7」と、ミドルレンジのATXモデル「Cypress 5 RGB」、そのエアフロー重視版の「Cypress 5 AIR」、microATXサイズの「Cypress 3 Wood」、唯一木材を省いた「Cypress 3 ARGB」をそろえる。
価格は順に1万2000円前後と8500円前後、8000円前後、7500円前後、8000円前後となる。
ATXモデル「Aqua」シリーズは、前面〜左側面ピラーレスでARGBファンを複数備える「Aqua 9 ARGB」と3面ピラーレスの「Aqua 93」の2モデルを投入した。価格はどちらも1万5000前後だ。
microATX対応のキューブ形状で、ピラーレス構造を採用した「Mirage 4 ARGB」はブラックとホワイトを用意しており、価格はいずれも8500円となる。
入荷したTSUKUMO eX.は「いずれの製品もかなり戦略的な価格ですね。ウッド系でシックにまとめることも、光モノでド派手に組むこともできるので、今後伸びていきそうです」と高く評価していた。
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