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現行最安の「Athlon 3000G」が6000円切りで再デビュー:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
AMDのCPU&APU価格表に「Athlon」のブランド名が復活した。2コア4スレッドで稼働し、GPUも内蔵する現行最安のプロセッサだ。
今週(9月14日週)、複数のPCパーツショップにAMDのエントリー向けAPU「Athlon 3000G」が登場している。価格は5800円前後だ。Socket AM4に対応し、現行のCPU/APUではIntelも含めて最安のラインアップとなる。
「Socket AM4を延命させたいのかなと」――新Athlon 3000Gの評価
Athlon 3000Gは2コア4スレッドのAPUで、GPUとしてRadeon Vega 3 Graphicsを内蔵している。TDPは35Wだ。2019年11月に8000円弱で登場しているが、今回は付属のCPUクーラーを新調しており、パッケージも新しくなっている。
「リリース情報も目立たず、さらっと入って来ました」(パソコンSHOPアーク)とのことで、販売開始直後の売り場での反響も薄く、まだこれからといった様子だ。「Windows 11への乗り換え需要の中で、安価にマシンを組む人に向けて投入した印象ですね。Socket AM4を延命させたいのかなとも」(同店)とのコメントも聞かれた。
ただし、一部のAMD B550やA520マザーボードでは動作しない可能性がある。導入の際は対応するマザーボードを事前に確認しておきたい。
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