GoogleがAndroidの更新方針を変更 年1回から小刻みに/共同通信社と加盟する48の新聞社がPerplexityの「ただ乗り」に抗議:週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、11月30日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
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GoogleがAndroidの更新方針を変更 年1回から小刻みに
Googleは12月2日、Android 16向けに機能アップデートの配信を開始した。あわせてOSのアップデートを年1回から、より頻繁なリリースへ移行すると発表した。これにより新機能がリリースされ次第、すぐに利用できるようになるという。
これまでは、Pixel向けに「Pixel Drop」(旧Feature Drop)として定期的に新機能が提供してきたが、他のスマートフォンでは基本的に年1回のメジャーアップデートを待つ必要があった。しかし、今後はPixel以外でも新機能を順次提供していくことになるようだ。ただ、実際に提供されるかは、各メーカーやキャリア次第ではある。
なお、今回のアップデートでは、通知機能の強化やアイコンのカスタマイズ機能、ペアレンタルコントロールの改善などが行われている。また「かこって検索」の新機能として、チャットやテキストメッセージが詐欺の可能性が高いかどうかをAIが判断する機能も追加した。
共同通信社と加盟する48の新聞社がPerplexityの「ただ乗り」に抗議
共同通信社は12月1日、米国の生成AI事業者であるPerplexity AIに対し、著作権侵害行為に強く抗議する文書を送付したと発表した。配信記事における無断利用の即時停止や損害賠償などを求めている。
共同通信によると、Perplexityが同社の配信記事を無断で複製/利用していることや、ニュースサイト「47NEWS」に掲載された記事に対し、2024年8月からの約1年間で数十万回のアクセスを繰り返していることを確認した。
抗議書では、著作権法の複製権や公衆送信権の侵害に加え、不正競争防止法違反にも該当すると主張。さらに共同通信の社名を示しながら内容に誤りのある生成物を表示しており、信頼やブランド価値を毀損(きそん)したとしている。
共同通信は「報道機関の記事は膨大な労力をかけて取材/編集されたもの。AI企業が無許諾で記事を利活用することは公正な報道を継続する基盤を破壊する」とコメント。要求が受け入れられない場合は訴訟も辞さない構えだ。
また、共同通信加盟の新聞社48社も同日、違法な記事収集行為の即時停止などを求める声明を連名で発表。読売/朝日/日経に続き、国内主要メディアの足並みがそろった形となった。
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