10月に登場する「RTX Spark」搭載PCで見た“不可解な”設定値 次期Windowsで変わるGPUメモリの仕組み:Windowsフロントライン(2/2 ページ)
WindowsにおけるGPUメモリの割り当て仕様が、AI需要の急増を背景に変化の兆しを見せている。先日提供時期が正式発表されたNVIDIAの新SoC「RTX Spark」を搭載した実機を確認したところ、従来のWindowsの基本原則とは異なる「共有メモリ」の挙動が確認できた。
NVIDIA RTX Spark搭載PCの設定を見る
さて、ここで気になるのが9月3日にNVIDIAから搭載製品の提供時期が「2026年10月」だと正式発表された「NVIDIA RTX Spark」だ。
同日にRTX Spark搭載Windows PCの1つである「Lenovo Yoga Pro 9n」に触れる機会があったのだが、デモ機のうちの1つが実際に設定まで閲覧できる状態で開放されており、タスク マネージャーを眺めていてあることに気が付いた。
Dedicated GPU Memoryの割り当てが8GBなのはいいが、Shared GPU Memoryが「94.3GB」になっている。デモ機の「Yoga Pro 9n」は搭載メモリ(Unified Memory)が128GBなので、Dedicated GPU Memoryが8GBならば、残りは120GBでCPUとSharedの割り当てはそれぞれ60GBずつになるのが一般的なはずだ。
タスク マネージャーで表示されている数字はそれよりも30GB以上大きく、理由は不明だがその点が気になった。
このあたりはいろいろ確認しても不明だったので、後にどこかで改めてチェックしたいが、RTX Spark搭載機ではDedicated GPU Memoryのみならず、Sharedを含めて柔軟にメモリをカスタマイズする機能があるのかもしれない。
なお、冒頭で紹介した「Build 29648.1000」は「27H1」に該当するRb(ルビジウム)リリースに属するもので、順当にいけば26H1の後継となる。既にWindows側に標準でメモリ割り当ての機能が搭載されている可能性もあり、このあたりは実機がリリースされたタイミングで改めて確認できればと思う。
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