ファイルメーカーPro ユーザーの現場を探る
第2回 旅行サイト「旅の素」はヒューマンオペレーターの的確な応対を支援する(3/4)
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ネットワークとシステムの構成
同社のデータベースシステムは、データ公開用にファイルメーカーPro Unlimitedを1本、そしてオペレーター用に、ファイルメーカーProを8本という構成です。Unlimited版は、Windows 2000 Professionalで動作するIntelマシンで動作。クライアントマシンはほとんどがWindows (Windows 2000ベース) ですが、一部でMacも使われています(秋葉氏の机ではユーザーインタフェースデザイン用にMacが使われていました)。ホスティングされたウェブサーバでは、MySQLが使われ、そのデータはファイルメーカーProから、CSVエクスポートされたものです。
利用者がホテルを予約する仕組みは次のようになります:
ウェブからホテルの申し込みをした場合、そのデータはウェブ上のフォームを通してメールで担当に送られてきます。このメールは、HTMLメールで、そこに、「貼付け」というボタンが設定されています。この「貼付け」ボタンを押すと、ファイルメーカーProのデータベースにインポートされます。インポートされた宿泊申し込みデータはオペレーターの手により、ファイルメーカーProを使ってさまざまな情報が付加され、過去に申し込んだことのある人であれば、その情報とも連動したうえで記入がなされます。そのうえで、そのホテルへのFAXドキュメントが印刷され、送られます(最近、システム構成が変わったので、一時的に直接送信ができなくなっています)。
ホテル予約に関するさまざまなデータをこの画面で入力する。右下には、顧客の履歴データが表示されている
予約の内容を確認するためのメールを送付する画面
[松尾公也, ITmedia
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