ファイルメーカーPro ユーザーの現場を探る
第5回 歯科医療の現場を助ける「かかりつけ_helper」(1/4)
今回、紹介するファイルメーカーProユーザーは、新潟市で開業している現役の歯科医師。歯科の臨床現場のための、歯科医が作った歯科医のためのソリューションです。ここでは2つのプラグインソフトが使いやすいソフトを作るための壁を乗り越えさせてくれました。
今回紹介するソフトウェア開発者は、なんと現役の歯科医師。新潟市にある歯科クリニック「わしざわ歯科大学前クリニック」開業のかたわら、そのノウハウを生かした、歯科医師向けのソフトウェアの開発も行っているという方です。ファイルメーカー暦はもう10年になるというベテランユーザーである、鷲沢直也院長に話を伺いました。
鷲沢先生は、歯科医師向けの老舗専門誌「歯界展望」で、「一から始める院内パソコン活用術」という連載を1年間続け、医師向けのパソコン教室を開いたり、新潟県歯科医師会の情報センターで診療におけるパソコン利用促進を行ったりと、八面六臂の活動をしています。また、パソコン利用の長年のノウハウをつぎこんだ、ファイルメーカーProのソリューション、「かかりつけ_helper」の作者としても知られています。では、この「かかりつけ_helper」について詳しく聞いてみることにしましょう。
「かかりつけ_helper」起動時の画面
患者に送付する手紙の文面を症状やさまざまな状況に応じて作成する機能も
[松尾公也, ITmedia
]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
前のページ | 1/4 | 次のページ