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ケータイユーザーのWeb利用動向をリポート――ネットレイティングス
ネットレイティングスが、携帯電話ユーザーのWebの利用動向を調査するサービスを開始。利用状況や属性を、サイトのカテゴリーごとに調査する。
ネットレイティングスは5月14日、携帯電話ユーザーのWebサイトの利用動向に関する調査を開始し、6月30日からリポートの提供を開始すると発表した。
同社が開始する「Keitai View モバイル利用者行動履歴サービス」は、携帯電話ユーザーの実際のWebサイトのアクセスログを元に、サイトの利用動向を集計するサービス。ユーザーが実際に訪問したサイトのページビュー数や滞在時間といった利用状況、サイトごとの利用者属性情報を、Webサイトのカテゴリー別に毎月データを更新してリポートする。
また同サービスでは、情報提供者であるパネルに、パネル自身のライフスタイルに関する200項目のアンケートを実施し、データベース化しているため、ケータイ・マーケティング全般の基礎資料として利用できるという。
Keitai View モバイル利用者行動履歴サービスは当初、NTTドコモの携帯電話利用者を対象に集計を開始し、調査対象者を順次拡大する予定。6月に開始する最初のリポートは2000人のパネル中、有効回答を得た430人のアクセスログとライフスタイル情報も元にリポートする。2009年度末までには、リポート対象有効パネル数を3000人まで拡大する予定だ。
同サービスの価格は月額30万円から。契約者の業種、利用形態により価格は異なる。
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