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ドコモとゼンリンデータコムが業務・資本提携を強化
2007年に業務・資本提携したNTTドコモとゼンリンデータコムが、携帯向け地図サービスの拡充を目的に、協業体制をさらに強化する。
NTTドコモと地図サービスのゼンリンデータコムは8月24日、業務・資本提携の強化に合意した。
両社は2007年6月に業務・資本提携し、携帯電話向けの地図情報アプリの提供や、端末で取得した位置情報との連動サービスなどに取り組くんできた。提携を強化することで、こうした携帯向け地図情報サービスの取り組みをさらに加速させ、「多様化するニーズに合わせた地図サービスの普及・拡大」を目指す考え。両社の技術とサービスを融合し、地図コンテンツの充実や、3D技術などを応用したナビゲーションといった、新たな行動支援サービスの提供を検討していくとしている。
資本面では、ゼンリンデータコムがドコモとゼンリンを引受先として第三者割当増資を実施。ドコモの引取数は3038株で、引取後の保有株式数はゼンリンデータコム発行済株式総数の20.6パーセントにあたる4738株となる。
「今後、LTEの利用が始まり、高速大容量な通信が実現することで、より便利な位置情報サービスの提供が可能になる。こうしたことも踏まえて協業の体制を強化する」(NTTドコモ広報)
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