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モバイルラーニング、自動音声応答サービスをSaaSで――KDDIが「Business Port」に追加
KDDIが企業向けSaaS型サービスを提供する「Business Port」に、モバイルラーニング構築と自動音声応答サービスを追加した。
KDDIは8月26日から、企業向けSaaS型ソリューションサービス「Business Port」に、2つの新サービスを追加する。
1つはテラのeラーニング構築サービス「エムスタ for Business Port」。学習用の問題を携帯電話に自動で配信可能にするサービスで、顧客に場所や時間を選ばず学習できる環境を提供できるようになる。モバイルラーニングの構築に必要なサイトの設計や公開、登録ユーザーの管理、結果の集計・分析などの機能が用意され、管理者と利用者、利用者同士のコミュニケーションもサポートする。
2つめはプロネットの自動音声応答サービスで、「音声サービス構築システム」(VIC Share)、「自動音声注文受付システム」(VIC Order)、「駐車場向け音声案内システム」(VIC Info)の3種のアプリケーションを提供。24時間365日対応のコールセンターシステムの構築、予約・注文受付システム、駐車場向けサービスなどに対応する。
利用料金は、eラーニング構築サービスが初期費用10万5000円、月額利用料105円/ID。自動音声応答サービスは以下の通り。
サービス名 | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|
音声サービス構築システム(VIC Share) | 3万1500円 | 3万1500円/月(シナリオ作成やカスタマイズについては別料金が発生) |
自動音声注文受付システム(VIC Order) | 6万3000円 | 3万1500円/月 |
駐車場向け音声案内システム(VIC Info) | 5250円 | 5250円/月 |
今回の追加により、Business Portのサービスは5社9サービスとなった。
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