ニュース
産学協同でAndroid向けソフト開発を促進――OESFが支援プログラムを開始
Androidの組み込みシステムへの普及を促進するOESFが、大学や専門学校を対象とする開発支援プログラムを開始した。
Open Embedded Software Foundation(以下OESF)は9月14日、大学、専門学校などを対象とする開発支援/協力プログラム「Academic Collaboration Program」を開始すると発表した。
Academic Collaboration Programは、Androidの研究/開発を目的とする教育機関の活動を、OESF会員企業と協力して支援するもの。大学などの研究室が持つアイデアやテーマを全世界のOESF会員とともに具現化し、新たな技術やその市場を提供するとともに、若いソフトウェアエンジニアの育成を目指す。
同プログラムは日本、台湾、韓国、中国で同時にスタートする。成果は広く世界に公開し、特に東アジア経済圏の組み込みソフトウェア技術の発展に寄与するとしている。
関連記事
- 「Android冷蔵庫」が地震大国ニッポンを救う?
オープンなケータイOSとして注目を集める「Android」。その柔軟な開発環境とクラウドとの親和性は、組み込み機器の分野でもさまざまなマッシュアップが期待できるという。そんなアイデアの1つが「Android冷蔵庫」という考えだ。 - Androidの組み込み向け拡張プラットフォーム発表
OESFは、Androidをベースとした組み込み向け拡張プラットフォーム「OESF Embedded Master 1」を2009年11月にリリースすると発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.