CRI・ミドルウェアのInAppPRエンジン「CLOUDIA」をカプコンが導入
カプコンのiPhone/iPod touch向けアプリ「CAPCOM News」に、CRI・ミドルウェアのInAppPRエンジン「CLOUDIA」が導入された。iPhoneアプリの紹介だけでなく、カプコンのさまざまなタイトルを動画なども交えて紹介する。
CRI・ミドルウェアは10月8日、同社とヴァルアップテクノロジが開発したiPhone向けクラウド対応“InAppPR”エンジン「CLOUDIA(クラウディア)」が、カプコンのiPhone/iPod touch向けアプリ「CAPCOM News」で採用されたと発表した。
InAppPRとは、「自社アプリ内で自社の他のアプリの告知を行うこと」(同社)であり、iPhoneアプリを効率的に拡販する手法として注目されている(関連記事:「インアプリPRを制する者が、iPhoneアプリを制す」 CRI・ミドルウェアの考えるアプリ販促戦略)。CLOUDIAはInAppPRのコンテンツをWeb上から管理できるミドルウェアで、広告の画像や各言語のテキスト、外部リンクなどを編集できるほか、広告の位置や見せ方もさまざまに変更できる。
CAPCOM Newsはカプコンのゲームタイトル全般の情報をiPhoneからチェックするためのアプリで、iPhoneアプリに加え複数のプラットフォームのタイトルを紹介する。CLOUDIAの技術を活用し、ゲームの紹介に加え、スクリーンショットや動画、関連サイトなどが見られる。
また同アプリでは、CRI・ミドルウェアの高画質動画システム「CRI Sofdec for iPhone/iPod touch」も導入されており、2009年の東京ゲームショウでカプコンが発表した「ロスト プラネット 2」「ゴースト トリック」「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」「大神伝 〜小さき太陽〜」の予告動画をインターネットに接続することなくアプリ内で見ることができる。
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