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LG、RIM、Samsung、シャープの4社、携帯電話にJILのウィジェット搭載へ
LG、RIM、Samsung電子、シャープの4社が自社の携帯電話を、ソフトバンク、China Mobile、Vodafoneが設立したモバイルウィジェット開発団体「JIL」が提供するウィジェットに順次対応させると発表した。
ソフトバンク、中China Mobile、英Vodafoneが設立したモバイルウィジェット開発団体ジョイント・イノベーション・ラボ(JIL)は、端末メーカー4社がJILの提供するウィジェットに順次対応することで合意したことを明らかにした。
JILのウィジェットへの対応を進めるのはLG Electronics、Research In Motion(RIM)、Samsung電子、シャープの端末メーカー4社で、今後はハイエンドからローエンドまでの端末について順次対応させる予定。ソフトウェア開発者は、JILに参画するChina Mobile、ソフトバンクモバイル、Verizon、Vodafoneグループの上記4メーカー製端末のユーザー向けに、ウィジェットを提供できるようになる。
なお、JILのウィジェットは、ソフトバンクモバイルが提供しているACCESSの「NetFront Browser Widgets」ベースのウィジェットとは異なるもので、その仕様の詳細や提供時期については明かされなかった。ソフトバンクモバイルは、自社の端末にJILのウィジェットを搭載する時期について「まだオープンにできない」(広報)というにとどめている。
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