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富士通の携帯端末戦略を分析――エムレポート、調査リポート発売
エムレポートが、富士通の携帯戦略を分析する調査リポートを発売。事業戦略や端末の生産体制、業績推移と予測、端末出荷台数の推移などをまとめている。
エムレポートは3月10日、富士通の携帯端末戦略を分析する調査リポート「携帯電話端末メーカ、富士通の躍進〜らくらくホンでブランド定着 国内シェアは第3位まで到達〜」の販売を開始した。価格は5万2500円。
同リポートは、富士通の国内外の端末戦略について調査し、まとめたもの。同社の出荷台数は、携帯電話の割賦販売制度の導入に伴う買替期間の長期化などにより、2008年に大きく落ち込んだが、人気のユニバーサルケータイ「らくらくホン シリーズ」などの投入で端末メーカーとしての地位を固め、指紋認証や防水機能などの高機能端末も他メーカーに先駆けて積極的に市場投入を図ったことなどにより、出荷台数が拡大。市場シェアも2009年度上期には第3位を獲得するなど躍進を続けている。
同リポートでは、富士通の事業戦略や端末の生産体制、業績推移と予測、端末出荷台数の推移と予測、端末投入の展開、海外市場向けの展開、富士通躍進の要因などをまとめている。
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