日本エリクソンは4月19日、情報通信分野の優秀な研究者を支援する「エリクソン・テレコミュニケーション・アワード」と「エリクソン・ヤング・サイエンティスト・アワード」の2010年度の公募を開始した。
エリクソン・テレコミュニケーション・アワードは1997年に設立され、2010年で13回目を迎えるもので、対象となるのは情報通信技術分野の研究者。受賞者には研究奨励金300万円と、副賞としてスウェーデンにあるエリクソン本社R&D部門訪問ツアーが贈られる。
エリクソン・ヤング・サイエンティスト・アワードは1998年に設立されたもので、対象となるのは情報通信技術分野の32歳以下の若手研究者。毎年最大4人が受賞者として選考され、各受賞者には奨励金として50万円が贈られる。
同アワードの募集は4月19日から7月20日まで。受賞者の発表は10月、表彰式は11月に実施する予定だ。
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