iPad、購入者の85%が満足――不満なのは「重さ」:調査リポート
MMD研究所が、iPadの購入意向と満足度に関する調査の結果を発表。購入者の85%が「満足」と回答したiPadの不満点を聞くと、「重さ」がトップに挙がった。
MMD研究所は6月16日、「iPadの購入意向、及び満足度に関する調査」の結果を発表した。調査は6月4日から同9日まで実施したもので、有効回答数1866人。
iPadの購入意向について聞くと、4.9%がすでに購入したと回答。そのほか購入を予定していると回答した人は5.4%、購入を検討していると回答した人は21.4%となり、購入の予定はないと回答した人は68.3%となった。
iPadをすでに購入したユーザーを対象に満足度を聞くと、「予想以上によく非常に満足している」が42.9%、「予想通りで満足している」が42.9%と、合わせて85.8%が満足していると回答。「予想したほどではなくやや不満」という回答は14.2%だったが、「期待を裏切られ非常に不満」と回答した人はいなかった。
iPadの用途については、プライベートでのWeb閲覧という回答が67.0%だったのに対し、仕事でのWeb閲覧という回答は37.4%にとどまった。そのほか「Twitter、ブログ、SNSなどの閲覧、更新」が53.8%、「電子雑誌・電子新聞を読む」と「メールの送受信」がそれぞれ52.7%となっている。
なお、「iPadの不満点をあえて挙げるとしたら」という質問に対して最も多かった回答は「重たい」だった。そのほか「不安定なアプリがある」「背面の曲線が机においてキーボードを使う際に使用しづらい」「ローマ字入力しかできないので親にプレゼントしづらい」「電池の持ちが悪い」「Webカメラがない」「iPad単体で写真などのデータを削除できない」などの意見が寄せられた。
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