調査リポート
複数台持ちを1台にするなら「スマートフォン」――従来ケータイを上回る結果に:調査リポート
MMD研究所が、携帯電話の活用実態に関する調査結果を発表。複数持っている携帯を1台にする場合に選ぶ端末を聞くと、スマートフォンが僅差で従来ケータイを上回った。
MMD研究所は6月17日、携帯電話やスマートフォンの複数台持ちに関する実態調査の結果を発表した。調査は6月4日から同9日まで実施したもので、有効回答数は1866人。
スマートフォンを含む携帯電話の所有台数については、約3割が2台以上持っていると回答。職業別に見ると会社員では37.4%、学生、主婦などその他の属性では24.5%が複数台持っていることが分かった。
また、携帯電話を複数台所有しているユーザーに対して不便な点について聞くと、6割以上のユーザーが「不便さはない」と回答。「不要な端末を解約したい、整理したい」という意向も2割前後みられた。
携帯電話を1台にする場合、スマートフォンと従来型ケータイのどちらを残すかという質問に対しては、僅差ながら「スマートフォンを残す」という回答が従来型ケータイを上回る結果となった。
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