ニュース
武蔵野学院大学、2011年度の新入生全員にiPadを無償貸与
2011年度の入学生全員にiPadを無償貸与。導入に先立ち、今秋から木暮祐一准教授のゼミ生全員にiPadを貸与する。
武蔵野学院大学は7月16日、来春入学する新入生全員に、教育補助ツールとしてiPadを無償貸与すると発表した。
情報化社会で求められる就業基礎力とコミュニケーション能力を習得するためには、情報の利活用に関するリテラシーを高めることが必要不可欠という考えから、同大学ではコンピュータやインターネットを使いこなすための実践的教育に注力している。iPadは情報コミュニケーション技術を通じた学習ツールとして活用できるほか、大学と学生をつなぐコミュニケーションのための有効なインフラとなり得るという考えから、国際コミュニケーション学部の2011年度入学生全員(編入学者は除く)にiPadを無償貸与することになった。
学内の無線LAN環境下で教職員と学生のコミュニケーション手段として活用するほか、講義などにも活用する予定。また、来年度以降のiPadの本格活用に先立ち、モバイルコミュニケーションに関する研究に取り組む木暮祐一准教授のゼミナールで、今年度の秋学期からゼミ生全員にiPadを無償貸与する。木暮氏のゼミでは、iPadなどのモバイルツールを用いた教育手段の有効性を検証し、大学教育での有効な活用方法を研究する。
関連記事
- 名古屋文理大学、情報メディア学科の新入生にiPadを無償配布
名古屋文理大学が、来春入学する新入生全員にiPadを無償配布する。授業や就活情報の共有、学生と教職員間のコミュニケーションに役立てたい考え。 - 共愛学園前橋国際大学、全学生と教職員にiPod touch配布――iPadも順次導入
共愛学園前橋国際大学が、2010年度から全学生と教職員にアップルのiPod touchを配布する。合わせてキャンパス内を無線LANエリア化し、ユビキタス・キャンパスを始動させる。 - 教育現場でiPad活用、約7割が「興味あり」
eラーニング戦略研究所が、全国の小・中・高校教員、大学教員を対象に実施したiPadに関する調査結果を発表。教育現場への導入については約7割が導入に前向きな意向を示し、理由は「学習効率を上げるため」「授業の表現力を強化」などが挙がった。 - 博多高等学校、iPadを100台導入――eラーニングに活用
博多高等学校が5月末から、100台のiPadを導入。学生や教職員に貸し出し、生徒の学習に役立てるほか、教職員のスケジュール管理や授業情報の共有などにも活用する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.