スマートフォンやiPadからセキュアに社内システムにアクセス――「ConnectONE Ver.3.0」
コネクトワンが、モバイル機器からセキュアに社内システムにアクセス可能にするサーバソフトウェア「ConnectONE Ver.3.0」をリリース。画面キャプチャやデータ保存、コピー&ペーストを使用不可とすることで、高いセキュリティを実現した。
コネクトワンは、同社のサーバソフトウェア製品「ConnectONE Ver.3.0」を9月27日に販売開始すると発表した。
ConnectONE Ver.3.0は、iPhoneやiPad、Xperia、携帯電話、PCなどのモバイル端末から、社内システムへのアクセスを可能にするサーバソフトウェア。ConnectONE連携iPhoneアプリ「BizReisen」をiPadとiPhone OS 4.0に対応させることで、画面キャプチャやデータ保存を使用不可としたほか、ブラウザ履歴消去、コピーペースト禁止、端末ID認証などのセキュリティ機能を実装した。
また「BizReisen for Xperia」を提供することで、Xperiaでのデータ保存の禁止やブラウザ履歴の消去、コピー&ペーストの禁止、端末ID認証を実現。また、3キャリア対応のConnectONE専用アプリと連携することで、携帯電話でも画面メモの禁止やデータ保存禁止を可能にした。PCでの接続では専用ソフトをインストールすることなく、画面キャプチャ、データ保存、印刷などの禁止を可能にするなど、高いセキュリティを実現している。
同製品は「MS Exchange2003/2007」に加え「Exchange2010」にも対応。「IBM Lotus Notes/Domino」のメール、アドレス帳、カレンダーのほか、ユーザーが作成したNotes DBの閲覧/書き込みを可能にする「ConnectONE DB楽太郎」もConnectONE Ver.3.0に対応している。
ConnectONEの推奨OSは「RedHat Enterprise Linux ES/AS3」以上、または「Windows 2003 Server」。
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