ニュース
ネットスーパーの注文をiPadで――ソフトバンク・テクノロジーがECプラットフォームを提供
ソフトバンク・テクノロジーが、iPadに対応するネットスーパー向けECプラットフォームをSaaS型サービスとして提供する。
ソフトバンク・テクノロジーは、iPadに対応するネットスーパー向けプラットフォームを、日本おつかいサービス(JOS)に提供すると発表した。
JOSは、ネットスーパー事業で知られる三金が中心となって設立した企業で、全国のスーパーマーケットを対象にネットスーパーサービスを提供。このサービスでは、ネットスーパーのオーダー端末としてiPadを貸し出し、PC操作が苦手な顧客層の開拓を目指している。
ソフトバンク・テクノロジーは、JOSの事業開始に向け、ECパッケージ「C-OMPS SellingClub」をベースに、ネットスーパー向け機能とiPad対応機能を強化した「ネットスーパー向けプラットフォームサービス」を開発し、SaaS型サービスの提供を開始した。
JOSは、独自に開発したネットスーパー向けサービスとネットスーパー向けプラットフォームサービスをパッケージ化して、全国のスーパーマーケットに販売する。
ソフトバンク・テクノロジーは10月19日、20日の2日間にわたって東京ビッグサイトで開催される「ダイレクト・マーケティング・フェア2010 eコマース展」の同社ブースで、開発中のiPadアプリによるデモンストレーションを実施する。
関連記事
- iPad、銀行で活用へ――みずほ銀行が試行導入
店舗窓口で金融商品の説明に活用するほか、ロビーに設置して来店者が待ち時間に「みずほダイレクト」を体験したり、電子雑誌を閲覧したりできるようにする。 - iPadをデジタルサイネージに――「FRED PERRY」が直営店に導入
デジタルサイネージに加え、デジタルカタログデバイスとしてもiPadを活用。8月中旬にスタートする秋冬シーズンでの本格導入を計画している。 - ショールームでiPadを活用――ジェナがソリューション提供
ジェナが、大日本印刷、イノスと共同開発したショールーム向けiPadソリューションの提供を開始する。 - iPadで順番予約、呼び出しはケータイに――ネットフラワーズの「アイリスト」
iPhoneを活用した順番予約・呼び出しシステムが登場。iPadを通じて電話番号と名前を登録すると、自分の順番が来たときに電話で知らせてもらえる。 - AIGエジソン生命がiPadを営業ツールに
AIGエジソン生命保険はiPadを営業ツールとして試験導入する。顧客向けの商品パンフレットや社員向けの教材などを新たにiPad向けに開発し、効果的な利用法を検証する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.