調査リポート
富裕層はスマートフォンがお好き?――「YUCASEE」で調査、半数が所有:調査リポート
富裕層向けプライベートクラブ「YUCASEE」の会員を対象としたスマートフォンに対する意識調査結果では、約半数がすでにスマートフォンを所有しており、まだ所有していない会員もiPhoneにかぎらず幅広い選択肢の中から機種を検討していることが分かった。
アブラハム・グループ・ホールディングスは12月7日、同社が運営する富裕層向けプライベートクラブ「YUCASEE」の会員を対象とした、スマートフォンに対する意識調査の結果を発表した。調査は10月12日から25日まで実施したもので、サンプル数は141名。
同調査によれば、調査対象の50.4%がすでにスマートフォンを所有しており、23.4%は現在保有していないものの、今後買い替える意向があると回答した。スマートフォンへ買い換える意向のない人は7.8%にとどまっている。
現在所有しているスマートフォンの機種は、iPhoneが85.9%で圧倒的多数を占めた。他方、現在スマートフォンを持っていない人の希望機種は、iPhoneが36.4%にとどまった。なお同調査は、携帯各社が2010年冬の新商品としてスマートフォン各機種を発表する前の2010年10月に行われたもの。同社では、富裕層がiPhoneに限らず幅広い選択肢の中から機種を検討しており、スマートフォンに対する感度が高いと分析している。
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