調査リポート
女性層もスマートフォンに高い関心、7割が「興味あり」:調査リポート
MMD研究所が、女性を対象に行ったスマートフォンに対する意識調査の結果を発表。所有率は5%超にとどまったものの関心度は高く、非所有者の7割が「興味あり」と回答した。
MMD研究所は1月18日、ナノ・メディアが運営するモバイルメディア「節約レシピ」との共同リサーチとして実施した、「有料携帯サイトの利用及び、スマートフォンに関する女性の意識調査」の結果を発表した。調査は2010年12月25日から2011年1月11日まで実施したもので、有効回答数は254人。
対象者のスマートフォン所有率は6.3%にとどまっているが、非所有者にスマートフォンに対する関心度を調査したところ、「すごく興味がある」(24.4%)と「興味がある」(45.7%)という回答が合わせて70.1%に達するなど、女性がスマートフォンに興味を持っていることが分かった。
また、スマートフォンの非所有者を対象に、スマートフォンにしない理由を聞くと、「端末の価格が高いと思う」という回答が46.2%で最多。以下「何ができるかよく分からない」が35.3%、「機能が使いこなせない」が27.3%、「着うた、おサイフケータイ、赤外線機能などがない」が21.0%、「現在の携帯を機種変更するのが面倒だから」「今の携帯電話に満足しているから」がそれぞれ20.2%で続いた。
自分の周囲でスマートフォンを使用している人が増えているかどうかについて聞くと、「すごく増えていると思う」が6.7%、「まぁまぁ増えていると思う」が29.1%となった。
関連記事
- モバイル調査リポート記事一覧
- 「端末が高い」「何ができるか分からない」――スマートフォン、主婦層への浸透はこれから
MMD研究所が、主婦のスマートフォンに対する意識調査の結果を発表。所有率は2.6%で、関心度についても「あまり興味はない」「よく分からない」が6割となるなど低いことが分かった。 - スマートフォンの契約数、2015年度末に既存携帯を逆転――MM総研
MM総研が、8月に発表したスマートフォン市場の成長予測を上方修正。出荷台数は2012年度にスマートフォンが過半数を突破すると予測し、契約数については2015年度末に既存携帯を上回るとみている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.