ニュース
クウジット、震災支援プログラムを実施 iPhoneアプリ「わけ合えば」など公開
クウジットが震災支援を目的に、アプリの無償提供やアプリ売上の寄付といった取り組みを実施する。
クウジットは4月11日、震災支援を目的に、iPhoneアプリの無償公開やアプリ売上の寄付、アプリ連動のチャリティ企画を実施する「the seeds of hope and the stones of hope」プログラムを開始した。
無償公開されるiPhoneアプリ「わけ合えば」は、書家・相田みつを氏の「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」という言葉が持つメッセージをより広く伝え、震災支援に役立てたいとの考えから、相田みつを美術館と共同で企画したもの。作品の表示に加え、世界中からTwitterに投稿された被災地に対する祈りや励ましの言葉を、書の上に重ねる機能を持つ。
また、iPhoneアプリ「大江戸妖怪集 ver.1.0.5 がんばれ日本!大鯰収録版」を公開し、9月30日までの売上を全額寄付する。従来から提供しているアプリ「大江戸妖怪集」に、大鯰(おおなまず)のストーリーを新たに追加したもので、価格を従来の230円から115円に改定して販売する。
このほか同社は、チャリティプラットフォーム「JustGiving Japan」を利用した震災支援チャリティを実施し、今回のアプリの企画趣旨や取り組みへの賛同者からの寄付を募るとしている。
関連記事
- iPhoneと位置情報の連携で「感性に響く最先端の館内案内」
相田みつを美術館で、クウジットの位置検出技術「PlaceEngine」を使ったiPhone/iPod touch向け施設案内アプリ「DaMoNo」が提供されている。ユーザーの“居場所”に合わせて配信情報を自動でコントロールし、“親切でじゃまにならない”館内案内を目指した。 - クウジット、相田みつを美術館のガイドアプリ「DaMoNo 2」を配信
クウジットがiPhone/iPod touchで動作する位置連動型美術館ガイドの第2弾「DaMoNo 2(だ・も・の ツー) 〜 相田みつを全貌展」をApp Storeで配信開始した。 - クウジットの屋内測位技術、横浜の位置情報サービス体験イベントに採用
クウジットの屋内測位技術が、横浜で開催されるG空間プロジェクトの体験イベント「クイーンズ探検隊」に採用された。 - クウジット、位置連動型のスマートフォン向け博物館ガイド「とーはくナビ」発表
クウジットが、ユーザーの位置と連動してコンテンツを自動再生するスマートフォン向け博物館ガイド「とーはくナビ」を開発。東京国立博物館で体験できる。 - クウジット、「pin@clip ピナクリ」の実証実験にAR技術を提供
クウジットが、渋谷で実施している位置情報連動型サービスアプリ「pin@clip ピナクリ」の実証実験に、AR(拡張現実感)技術を提供する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.