Android端末をサーバ化する「ServersMan」がバージョンアップ、4.0βに
モバイル端末をサーバ化するアプリ「ServersMan」Android版の最新版が登場。約50%の省電力化を実現したほか、データを共有しやすくする機能を装備した。
フリービットは、モバイル端末をサーバ化する無料アプリ「ServersMan」のAndroid版の公開を開始した。対応OSはAndroid 1.6以降(2.3は動作確認済み)。あわせてiPhone版の配信も開始している。
今回リリースされたServersManのバージョン4.0βは約50%の省電力化を実現し、常時起動による利用がしやすくなったほか、あらかじめ登録したServersMan機器にシームレスにアクセスできるServersMan ShellのAndroid版を搭載した。
最大10人にアップロード用のIDとパスワードを発行し、ServersMan.ComのWebページからAndroid端末に直接ファイルをアップロードできるようにする機能にも対応。また、Android端末内のファイルごとにダウンロードURLとID、パスワードがセットになった「アクセスチケット」の発行が可能になり、手軽にファイルを共有できるようになった。
オフライン時やアクセス集中時にキャッシュを利用するサーバキャッシュ機能「ServersMan Intelligent CDN」も搭載。このほか、ServersManと連携するAndroid/Webアプリを開発できる「ServersMan M2M API ver 0.1」の一般向けテスト公開も開始した。ServersMan M2M API ver 0.1では、フォルダ一覧の取得、ファイルのアップロード/ダウンロード、位置情報取得、メッセージ送信、仮想IPv6アドレス取得、バイブレーション機能を利用できる。
関連記事
- iPhoneをサーバ化する「ServersMan@iPhone4.0β」登場――AirPlay/Printにも対応
フリービットは、iPhoneをサーバ化するアプリ「ServersMan@iPhone4.0β」のApp Storeへの申請を行うとともに一般向けにAPIのテスト公開を行った。 - フリービット、サーバになるSDカード「ServersMan@SD」
フリービットなど3社は、CPUやWiFiモジュール、Webサーバプラットフォームを組み込んだSDカード「ServersMan@SD」を発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.