米国のiPhoneユーザー、平均48個のアプリをダウンロード:調査リポート
ニールセン・カンパニーの調査によると、米国ではiPhoneユーザーが平均48個、Androidユーザーが平均35個のアプリをダウンロードしているという。
ニールセン・カンパニーは、米国のモバイルアプリ利用者に関する調査結果を発表した。同調査によれば、米国のモバイル利用者の36%が現在スマートフォンを所有。スマートフォン市場の大半がiPhoneやAndroid端末の所有者で、モバイルアプリダウンロード利用者の74%を占めているという。
iPhoneやAndroid端末のユーザーは、その他のスマートフォンユーザーと比較してアプリの所有率が高く、iPhoneでは平均48個、Androidでは35個のアプリをダウンロードしている。これに対してBlackBerryユーザーは、平均15個だった。
iPhoneやAndroid端末のユーザーは実際にアプリを利用する頻度も高く、iPhoneユーザーでは68%、Androidユーザーでは60%が、モバイルアプリを1日に複数回利用すると回答している。これに対して、BlackBerryユーザーは45%にとどまった。
さらに、モバイルアプリ利用者の多くが、位置情報に関するプライバシーに敏感であることが分かった。男女別に見ると、男性では52%が携帯電話を通じて自分の位置情報をシェアすることに懸念を示しているのに対し、女性では59%と、懸念を抱く人の割合は女性が男性を上回っている。年齢別では、25歳から34歳までのユーザーは、プライバシーに関して最も懸念が少なく、45歳以上が最も懸念を示している。
今回の調査対象は、調査を実施した時点で、過去30日間にアプリをダウンロードした携帯電話契約者。
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