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グリー、ソーシャルアプリの国際展開に向け「GREEクラウド」を強化
GREEのパートナー企業にサーバやネットワークの機能を貸し出す「GREEクラウド」に、国際展開を支援するプランが加わった。国内企業に対しては、北米進出を支援する「GREEクラウド Powered by GMO USデータセンタープラン」を用意。
グリーは6月6日、同社SNS「GREE」のソーシャルアプリ開発企業の国際展開を支援するため、クラウドコンピューティングサービス「GREEクラウド」を拡充した。
GREEクラウドはGREE開発企業向けにサーバやネットワークの機能を貸し出すサービス。今回、北米進出を目指す日本の開発企業、および日本進出を目指す北米・中国の開発企業に向けて、新プランを提供する。
北米進出を支援する「GREEクラウド Powered by GMO USデータセンタープラン」は、アメリカ国内のデータセンターを利用するほか、日本語での契約やサポートに対応。また、日米のサーバをコントロールパネルで一元管理できる。
北米企業向けには「GREEクラウド Powered by GMO(国際対応)」、「GREEクラウド Powered by IDC Frontier(海外SAP支援)」を用意。中国開発企業向けに「GREEクラウド Powered by フリービット(中国対応)」も提供する。
各サービス内容は「GREE Developer Center」で開発企業に公開する。
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