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ソフトバンクテレコムのクラウド型FMCにBCP対策版
ソフトバンクテレコムは、企業向けクラウド型FMCサービス「スマートセントレックス」の事業継続計画(BCP)対策版を8月より提供開始すると発表した。
ソフトバンクテレコムは、オフィスの固定電話への着信をデータセンター経由でソフトバンク携帯やウィルコムのPHSに分散着信させる、企業向けクラウド型FMCサービス「スマートセントレックス」の事業継続計画(BCP)対策版を8月より提供開始すると発表した。
「スマートセントレックス」はオフィスの代表番号など固定電話への着信を、複数台の携帯電話やPHSに自動的に分散着信させるサービス。オフィスの電話が利用できない場合でも、臨時オフィスや在宅勤務社員の携帯電話に着信できるため、有事の際にも継続的な業務が可能になる。着信先として指定できるのは、ソフトバンクの携帯電話、またはウィルコムのPHS。
オフィスの固定電話への着信は、ソフトバンクテレコムのデータセンターに転送され、専用番号から指定済みの携帯電話やPHSに分散着信される。これにより、1つの番号で最大4台への同時着信、および2回線までの同時通話が可能となる。電話に出られなかった場合はボイスメールに転送され、録音メッセージがあったことをメールで通知するように設定することも可能だ。着信先などの設定は、専用サイトと電話の2通りの方法で行える。
専用番号1つにつき1つのIDが発行され、利用料金はIDあたり初期費用が2100円、月額1190円(300IDを1パッケージとした利用が前提)だが、9月末までの申し込みに限り、それぞれ1050円、980円に割引される。
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