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スマートデバイスにデータを残さない――ジェーエムエーシステムズの「モバイルセキュアブラウザ」
ジェーエムエーシステムズが、端末内にデータを残すことなく利用できるスマートデバイス向けブラウザを開発。9月にリリースする。
ジェーエムエーシステムズは8月9日、Android/iPhone/iPadなどのスマートデバイス用にセキュリティを高めたブラウザ「モバイルセキュアブラウザ」を9月1日から発売すると発表した。
モバイルセキュアブラウザは、スマートデバイスにターゲットを絞ったブラウザ。クリップボードの使用禁止、画面ハードコピー禁止(Android端末のみ)、キャッシュの利用禁止などの機能を用意することで、端末内にデータを残さないよう配慮している。また、ホワイトリスト方式による不正サイトや業務外サイトへの接続制限、JavaScriptやCookie等の抑止で安全なWebアクセスを実現。さらに各端末のセキュリティ設定、ホワイトリストの変更等を管理者が一括管理できるよう、集中管理機能も備えている。
OSはiPhone/iPadのiOSおよびAndroid(Androidについては各端末でリリース時期が異なる)に対応。他の付帯サービスとの併用なしに、製品単体で導入できる点もメリットとなっている。
出荷開始は9月を予定しており、価格は1ユーザーあたり2800円で最低5ユーザから(初期ソフトウェア購入費用のみ。別途20%の年間保守費用が必要)。なお、1000ユーザー以上の場合は1ユーザーあたり2500円での提供となる。
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