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Android端末の資産管理、シールでなくアプリで――「Terminal Label」
WSL JAPANは、常駐型アプリを使ってAndroid端末を資産管理できるツール「Terminal Label」を発売する。
WSL JAPANは9月27日、Android端末を常駐アプリで資産管理できるツール「Terminal Label」を10月1日より発売すると発表した。価格は1〜100ライセンスで20万円から。
モバイル端末を企業が導入する際は、資産管理のために端末にラベルを貼付するケースが多い。こうした資産管理方式では、社外利用時に第三者が企業の端末であることを簡単に特定でき、紛失や盗難時のリスクが増大する可能性がある。Terminal LabelではAndroid端末に常駐するアプリケーションを用いて資産管理を行うため、特定企業の端末であることを第三者に知られにくくなるとしている。
端末にアプリをダウンロードし、企業のサーバと通信することで自社管理情報(組織コード、氏名コード)、MACアドレス、モデル番号、電話番号等の更新を行う。アドオンを使うことで、端末にインストールされたアプリケーションの情報を定期的に収集・管理サーバへ送信することも可能なほか、オプションとして端末内のSDカードを遠隔操作でフォーマットする機能も用意されている。
今後は、Android搭載のスマートフォンやタブレットだけでなく、iPhoneもサポートしていく予定。
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