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ソフトバンク、インドのモバイル市場開拓に本腰――印Bhartiグループと合弁会社
ソフトバンクが、通信キャリアBharti Airtelを擁するインドのBhartiグループと合弁会社を設立。ソーシャルメディア、ゲーム、eコマースの3領域で事業を開拓する。
ソフトバンクは10月20日、通信キャリアBharti Airtelを擁するインドのBhartiグループと合弁会社を設立すると発表した。合弁会社の名称はBharti Softbank Holdingsで、出資比率は50%ずつとなっている。
Bhartiグループは、通信サービスや通信機器製造から食品、小売業などまで幅広く事業を展開している企業グループ。主力の通信事業については、モバイル通信や固定通信、IPTV、衛星放送、企業向け通信ソリューション、通信キャリア向け国内外長距離通信サービスを提供している。
合弁会社のBharti Softbank Holdingsは、携帯電話契約者数8.5億人という巨大市場での、モバイルインターネット市場の開拓を目指すとし、ソーシャルメディア、ゲーム、eコマースの3領域を中心に事業を拡大する計画だ。
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