ニュース
スマホでカード決済 三井住友カードらが実証実験
三井住友カードらがスマートフォンをクレジットカード決済端末として活用する実証実験を開始。装着型カードリーダーとクレジットカード決済アプリ「Anywhere」を使い、JTBの訪問販売の決済に利用する。
三井住友カードは2月1日、ジェイティービーおよびリンク・プロセシングと協力し、JTBの訪問販売用クレジットカード決済端末としてスマートフォンを活用する実証実験を開始したと発表した。9月30日まで実施する。
同実証実験では、スマートフォンに装着したカードリーダーでクレジットカード情報を読み取り、リンク・プロセシングが提供するクレジットカード決済アプリ「Anywhere」を操作して決済処理を行う。
三井住友カードは、スマートフォンを活用した決済端末の市場ニーズや運用面などを幅広く検証。スマートフォンを利用したクレジットカード決済ソリューションの本格導入を視野に、実験に取り組んでいく。
高級旅行を取り扱うJTB首都圏 ロイヤルロード銀座事業部が、訪問先で端末を活用する。なお現在、AnywhereはiPhone、iPod touchに対応しているが、今後はAndroid端末にも対応する予定だ。
関連記事
- FUJI ROCKでも活躍:iPhoneをカード決済&POS端末にする「Anywhere」登場
リンク・プロセシングなどが、iPhoneをカード決済&POS端末にするソリューション「Anywhere」を発表した。野外ロックフェスティバル「FUJI ROCK FESTIVAL’11」やダンスイベント「DanceNATION」などで活用されている。 - 接客から決済まで、タブレット端末で一気通貫――「ペイメント・マイスター」がiPadに対応
iPhoneをクレジットカード決済端末に転用できるソリューション「ペイメント・マイスター」がiPadにも対応。商品をiPadで紹介し、顧客に気に入ってもらえればそのまま決済――そんな運用が可能になる。 - iPhone、Android端末をカード決済対応のPOS端末に――スマホ対応ジャケット登場
シーエフ・カンパニーが、バーコードリーダーと磁気カードリーダーの機能を備えたスマホ向けジャケットを発売。iPhoneとAndroid端末に対応する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.