最新記事一覧
現代では、ブログやTwitter、YouTubeやpixivなどの登場で、個人でも一定の才能や熱意さえあれば広く発信できるようになりました。アフィリエイトで「ちょこっと稼ぐ」ことも可能になっているので、雇われない生き方も増えていくのではないでしょうか。
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人口はそれなりの比率を占めているものの、投票率が低いことから政治的な影響力を持てていない20〜30代。彼らにとっては投票率を上げるための仕組みを作ることが、政治影響力を高めるための喫緊の課題だとちきりんさんは説きます。
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世の中にはFair valueとMarket valueの2つの価値が存在するというちきりんさん。Market valueは「市場価値」、Fair valueは「公正な価値」という意味なのですが、どのように異なっているのでしょうか。
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堀井憲一郎氏の『若者殺しの時代』では、「1980年代に女の子が恋愛のレートを上げて、結果としてみんな不幸になった」と書かれています。それを読んだちきりんさんは、「今の婚活はその揺り戻しかもしれない」と推測しました。
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ただ能力があるだけでは、“世の中を変える人”にはなれないというちきりんさん。そうなるためには4つの条件が必要だといいます。
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2年前に赤木智弘さんと対談したちきりんさん。フリーターの若者が「希望は戦争」という思いを抱いてしまうメカニズムについて考察しました。
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私たちがしばしば使う「革命」という言葉。その言葉の定義が気になったちきりんさんは、どんな時に「革命」と言われるのか改めて考えてみました。
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昔、ある上司から「知っている情報はもったいぶらずに全部、お客さまに渡せ」と言われたことが、強く記憶に残っているというちきりんさん。全力で走るための動機を作ることが、個人や組織の成長にとって重要なようです。
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何も持たずに生まれてきた私たち。その時のように自由になることは一見たやすいことのようにも思えますが、生きていく過程で積み重なってきた維持費がそれを簡単にはできなくさせているようです。
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「プログラミングを知ったことで、自分に適した表現方法に出会えた」というphaさんの言葉をきっかけに、世の中に存在する表現方法の多様さに改めて気付いたちきりんさん。自分に合った表現方法を探すことが大切ではないかということです。
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多くの起業家が持つという“人生の有限感”。「人間、いつ死ぬか分からない」と感じることによって、逆に不安がなくなり、アクセルを全開にして、進みたい道を進めるようになるということです。
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ネット上でしばしば使われる“嫌儲”という言葉。“儲けることを嫌う”感情などを表す言葉ですが、ちきりんさんの周りには逆に、“好儲”とも言える人がたくさんいるそうです。
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先日、『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!』を出版したちきりんさん。海外旅行を始めた25年前と比較して、世界は圧倒的につながり始めていると感じているそうです。
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多くの人口を抱える中国やインドが世界経済で存在感を示しています。しかし、長い時系列で世界の都市人口ランキングを見ると、今私たちが目にしているものとはまた違った景色が見えてくるようです。
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2年前に完全施行された改正貸金業法によって、貸し出しの上限金利は20%となり、個人は年収の3分の1までしか借りられなくなった。ある意味おせっかいとも言える規制ができた背景には、日本人のお金に対する考え方があるからかもしれない。
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前回の記事で紹介した労働市場における4つの働き方。日本でこの固定化が進むと、どのような問題が起こってくるのでしょうか。
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労働市場において、“資本家VS.労働者”“経営者VS.使用人”という分類が使われますが、違う観点から4つに分類できるのではというちきりんさん。どのような分類なのでしょうか。
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お金のやりとりや交渉事などで、「得をした!」ということがあるかもしれません。しかし世の中、「何かを得た時は、何かを失う」もの。その結果が何をもたらすのか、冷静に考えてみることが大切です。
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企業経営においては、組織目標がまず立てられ、それを個人目標に落としこむという手法が使われます。しかし、国の運営に当たって、それと同じやり方をとることは正しいのでしょうか?
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仕事の性質を分けようとする場合、いろんなやり方があります。ちきりんさんは、「成長」「支援」「維持」「再生」という4分類で分けてみてはどうかと提案します。
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「最近の若いモンはダメだ。オレの若いころはもっと大変だった」という中高年お決まりの口癖。しかし、そう言っている中高年の人も、その上の世代の人から同じように言われていたはずですが……。
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自分が成長したいと思った時や、好きなことをしたいと思った時。お金を“払う”べきか、“稼ぐ”べきか、しっかり考えておく必要があるとちきりんさんは説きます。
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政府などが配分を決める公的援助とは異なり、個人が援助先を直接選べる“私的援助”。そのため、援助先は偏りがちになりますが、私的援助を集めやすい分野にはどのような特徴があるのでしょうか。
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直線的に変化するイメージのある「変わる」より、ウロウロしながら変化するイメージのある「うつろう」の方が好きだというちきりんさん。「うつろう」という言葉には、どんな魅力があるのでしょうか。
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何か問題が起こった時、「運が悪かった」「あいつのせいだ」と思う人と、「自分のせいだ」と思う人がいます。一見、後者の方が謙虚で好感が持てそうですが、ちきりんさんは自分を痛めつけ過ぎないように「理由を外に求めること」も大切だと説きます。
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私たちが何気なく使っている“世界”という言葉。しかし、それは誰もが共通して持っている概念ではなく、「個々人の見えている範囲に過ぎない」とちきりんさんは説きます。
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社会に出ると、さまざまなシーンで周りの人との格差が気になってしまうもの。しかし、ちきりんさんは「与えられた環境で、楽しく一生懸命生きればいい」と説きます。
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雇用問題といえば、かつては扶養家族がいる中高年のリストラなどが取り上げられてきましたが、最近では若年層の失業にも注目が集まっています。若年層が正規雇用に付けないことの意味、そしてそれを解決する際について考察します。
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社会情勢の変化で、年功序列、終身雇用が崩れてきた日本企業。これからは、雇用への不安を抱えながらも高いパフォーマンスを出せる能力が大切になってくるとちきりんさんは語ります。
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かつての日本企業は、「会社のために行った不正行為が発覚した社員」を守る傾向にありました。しかし、「もう、そんな時代ではなくなっているのでは?」と、ちきりんさんは問いかけます。
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2009年5月に始まった裁判員制度。一般市民が重要犯罪の裁判に参加するこの制度について、賛否両論飛び交いましたが、ちきりんさんは3つの理由から高く評価しているということです。
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不況で失業者があふれていたとしても、その一方で人手不足の業界も存在します。なぜそういった状況が生まれるのか。「外食サービス業」「医療&介護」「農業」の3分野を例に考えてみました。
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「変化」という言葉には、「新しい」「既成概念からの脱却」といったポジティブなイメージを持つ人がいる一方、「安定していない」「ぶれる」といったネガティブなイメージを持つ人もいます。その2者の違いはどこから生まれるのでしょうか。
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人は年をとると、保守化し、自分目線で物事を判断するようになるもの。ちきりんさんはそれを防ぐため、「自分への5つの呼びかけ」を毎年正月に再確認しているということです。
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金正日総書記の急死で「北朝鮮の独裁体制が崩壊するのでは?」という期待が高まっています。しかし、ちきりんさんは「北朝鮮はそんなに簡単には変わらないのでは?」と分析します。
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団塊世代の退職などで、最近は平日でも混雑する展覧会が少なくないというちきりんさん。しかし、運営側としては「美術展が混雑している」ということを単純に成功ととらえていいのか、と疑問を呈します。
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町内会や消防団など伝統的なコミュニティが縮小しつつある一方、SNSなどでのコミュニティに参加したいという人が増えている現代。弱体化するコミュニティと、人をひき付けるコミュニティとの差はどこにあるのでしょうか?
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豊かになり、趣味嗜好が多様化してくると、そのニーズに応えるためのパッケージングが難しくなるというちきりんさん。それがコンテンツ価値の下落にもつながっているのではないかと主張します。
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数十年前には世界を席巻していながら、現在は競争力を失いつつある日本の家電産業。その背景には何があるのか。ちきりんさんは理由の1つとして、“ツーストップ方式”の限界があるからではないかと指摘します。
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「うまい話には裏がある」とは言われるものの、つい乗ってみたくなるうまい話もあるもの。最近は自分の趣味趣向をネットで公開している人も増えているため、うまい話を持ちかける側もターゲットを探しやすくなっているかもしれません。
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時代が変化しないのなら、過去にうまくいったやり方を踏襲すると効率良く楽に生きていけます。しかし、現代のように変化が激しい世の中になった場合、「自分のアタマで考える」ことが大切になってくるのではないでしょうか。
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ここ数カ月、1ドル=80円を超える円高が続いており、政府も介入を繰り返しています。円高は輸出産業にとって不利だと言われますが、ちきりんさんはこの円高を契機に日本の産業構造が変化することを期待しているようです。
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最近、官僚が周到に準備して法案提出した案件について、事前の情報開示が不足していたため、後から問題化するケースが増えています。ちきりんさんは、もはや情報開示が必要でなかった時代とは状況が違うと主張します。
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日本でも年収200万円で生活せざるを得ない人たちが多く出てくると予想する、ちきりんさん。そんな人たちが幸せに生活できるような政治を実現するにはどうすればいいのか。今回は近未来フィクションをお送りします。
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多くの人たちが年収200万円で生活していくことを求められている日本。そうした人たちでも生活を楽しめるよう、家賃から光熱費、食べ物の値段、売られているものの値段までが全体に低い“格安生活圏”が必要だとちきりんさんは主張します。
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生計の主な担い手でありながら、年収200万円の“時給の仕事”を強いられている人たちが日本には1000万人いるというちきりんさん。その問題を解決するために、仕事の多い都心部に格安で生活できるエリアを作るべきではないかと主張します。
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「月給の仕事」より安定しない「時給の仕事」。企業や経済団体からは「働き方の多様化はいいことだ」という声も聞かれますが、ちきりんさんが「時給の仕事」で生計を立てることを強いられている人を計算したところ1000万人ほどいるということです。
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就職や転職、恋愛や資産運用など、さまざまなことを他人に相談する機会は誰しもあるでしょう。しかし、いくつかのことを踏まえて相談しないと、良いアドバイスはもらえない、とちきりんさんは主張します。
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国民ひとりひとりに番号を与え、個人情報を管理しやすくする国民統一番号制。「国家による国民管理につながる」として反対する人も多いですが、ちきりんさんはそのデメリットより行政上、財政上の合理化メリットなどの方がはるかに大きいと主張します。
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所得が多い人も少ない人も同じ税率であるため、「年収から見た負担率が低所得者ほど高くなる」と言われる消費税。しかしちきりんさんは、財政危機の今、法人税率や所得税率を上げるより、消費税率を上げる方が低所得者には有利と主張します。
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NHK系列で放送している「みんなの体操」に出ているアシスタントの女性たちが、みんな同じような見かけであることが気になるというちきりんさん。画一性を重視する日本文化に疑問を投げかけます。
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プリンタのように、導入費用は安くして、維持費用を高くすることでもうける“メンテビジネス”。プリンタのほかに、どんな例があるのでしょうか。
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「洗浄機能付き便座」や「洗い場付きお風呂」など、海外旅行に行くと日本の便利さを痛感することが多いというちきりんさん。そんな“日本の便利”をもっとアピールして、世界に普及させるべきだと主張します。
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「堪へ難きを堪へ忍ひ難きを忍ひ」の一節で知られる玉音放送。しかし、その全文を聴いて、意味まで分かっているという人は少ないのではないでしょうか。終戦の日の今日は、玉音放送の全文にちきりん現代語訳を加えた内容をお伝えします。
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現代社会ではさまざまなシーンで、契約書にサインをしたり、はんこを押したりすることが求められるようになっています。しかし、そうした契約内容を本当に理解して、はんこを押している人はどれだけいるのだろうかと、ちきりんさんは問いかけます。
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107人の命を奪った、2005年のJR福知山線脱線事故。事故そのものだけではなく、JR西日本の事後対応も非難の対象となったが、ちきりんさんはそれを見て、昭和天皇崩御時の企業の対応を思い出したという。
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デフレの恩恵で、食品から電子機器、サービスまで、さまざまなものが安く手に入るようになりました。しかし、低価格を実現できる裏には何があるか、しっかり考えるべきだとちきりんさんは主張します。
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震災などで先行きが不透明になる中、一見雇用が安定している“憧れの一流企業”を目指す若者たち。しかし、ちきりんさんは若くてもチャレンジングな仕事ができるような企業を選んだ方が、長期的にはメリットは大きいのではないかと主張します。
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友人の選択や将来の進路など、「大事なことはコストで決めない」と主張するちきりんさん。居住用不動産の選択を例に挙げて、「購入と賃貸、どちらが安く済むか」ではない、「非経済面の比較」について解説します。
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株式公開すると、投資家から「利益を出し続けろ」「成長を続けろ」というプレッシャーを受ける一方、会社の目標は定めやすくなる、というちきりんさん。近年、あえて株式公開しない企業が増えていますが、そうした企業では目標設定が難しくなるのではないかと主張します。
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しばしば耳にする「なぜ日本には起業家が少ないのか」という話。ちきりんさんはその理由について、「起業家は日本の大組織では耐えられない人がなるものというコンセプトがあるからではないか」と主張します。
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人生後半の生き方がほぼ決まってしまう37歳という年齢。その時期を乗り切るため、30代半ばまでに主体的に何らかの決断をし、行動に移していくことが大切だとちきりんさんは主張します。
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三浦展さんが『下流社会 第2章』で提唱している「37歳危機説」。人生があまりうまくいっていない人にとって、37歳前後というのは重い年齢であるという内容なのだが、ちきりんさんは「それは誰にとってもあてはまることなのではないか」と主張します。
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メディアの側にある人たちはしばしば「メディアの基本は反権力である」と言います。しかし、本当にメディアが反権力を貫いたことはあるのでしょうか。天安門事件から22年となるのを機に、改めて考えてみました。
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インターネットの広まりで、他国の情報にも簡単にアクセスできるようになりました。しかし、距離は近くなったとはいっても、異なった言語間での意思疎通が活発に行われているように見えません。ちきりんさんはそれを実現するための「自動翻訳プログラム」に期待しているようです。
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ビジネスシーンに限らず日常生活でも、議論がかみ合わない状況に遭遇することがしばしばあります。いくつかの議論を例に、なぜ議論がかみ合わないのか、原因を考えてみました。
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大学の就職課でも「卒業時に正社員になれるかどうかが大事」と指導するようになっている現代。年齢を重ねるにつれて、立場の差がどのように表れてくるか図を作って考えてみました。
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多くの人が同じように「変えないといけない」と言っているにも関わらず、変わらないまま存在し続けているものがしばしばあります。ちきりんさんは「物事を変えるには“ボタン”を探さないといけない」と考えます。
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一見、穴だらけでありながらも、本質をついていることもある“極論”。進むべき道をはっきり示すために、リーダーは「極論という方法論」を身に付けるべき、とちきりんさんは主張します。
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経済成長を目指した末に、多くの電力を消費するようになった現代日本社会。原発事故による電力不足で、そのあり方が改めて問われていますが、そもそも私たちはなぜ経済成長を目指すのでしょうか。ちきりんさんは米国留学時代に自分なりの回答を見つけたようです。
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基本的に規制緩和を主張するちきりんさんだが、規制の監視については「もっと強化すべき」と思うこともあるという。規制の監視が甘いことによって生まれた問題によって、安易に規制強化をするべきではないと主張する。
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「全体の最大利益のために、個人の最大利益を捨てる」という“全体最適”の考え方。私たちはその全体最適の考え方をどこで学んできたのでしょうか。
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日本の金融資産のうちの多くを持っている高齢者たち。その財布を狙ったビジネスが近年、静かに増えてきているようです。
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高齢者はなぜお金をため込んで消費しないのか。一般には、将来への不安が原因と言われるが、ちきりんさんは、ビジネスサイドの人たちが高齢者になった経験がないことが原因と主張する。
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金融機関などのキャンペーンのおかげで、日本人に強く植えつけられている「貯金がないと結婚できない」「貯金がないと老後が悲惨」という意識。消費を活発にするためには、その意識を変えるような手立てを打たないといけない、とちきりんさんは説く。
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日本の個人金融資産は総額1400兆円。しかし、60代が世帯主の家庭が、そのうちの6割を握っています。「日本の消費を活発にするためにはこの層を狙わないといけない」と、ちきりんさんは説きます。
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ここ数年、毎年変わっている日本の首相。長期にわたって国政を任せられるリーダーがなぜ日本には生まれないのか。ちきりんさんは、そのためには“一定数以上のリーダー候補の母集団”を育てる仕組みを社会に埋め込む必要がある、と説きます。
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専門家と一般人とでは、あることについて考える上での前提が異なっていることがあるというちきりんさん。医療を例に、そんなすれ違いについて解説します。
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海外旅行ガイドブックの代表格として知られる『地球の歩き方』。しばしば海外旅行に出かけるちきりんさんも『地球の歩き方』をよく利用したそうですが、今は“複雑な思い”があるということです。その理由とは。
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天下りのような慣習は官だけでなく、大企業などでも見られるというちきりんさん。一般的にそうした人は非難されがちだが、優秀な人も多いので、うまく活用できるような仕組みを作るべきと主張します。
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TwitterやFacebookなどを起点とした民衆のデモにより、チュニジアの政権が倒れ、エジプトの政権も脅かされています。この民主化革命の動きにはどういった意味があるのか、そしてこうした事態を恐れているのは誰なのでしょうか?
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就職活動において、志望企業の安定志向が高まっているという現代の学生たち。どんな企業が安定していると考えられているのか分かりやすくするため、ちきりんさんが企業の安定度を数値化してみました。
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ここ数年、ワークライフバランスという言葉を、メディアなどで目にする機会が増えているという人は多いでしょう。しかし、ちきりんさんはワークライフバランスの議論には“微妙な違和感”を覚えると主張、その理由とは……?
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高度経済成長期のように、今後の大幅な発展が望めなくなっている日本。そんな時代の変化に合わせて、これまでは当たり前だった考え方から抜け出す必要がある、とちきりんさんは主張します。
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大阪〜鳥取間を結ぶ特急スーパーはくとに乗って、東海道新幹線の乗客の画一性に気付いたちきりんさん。画一的であることのメリットとデメリットには、どんなことがあるのでしょうか?
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核家族化の進行や離婚の増加など、家族の形が変化しつつある現代社会。それにともない、これまで家庭内で解決するべきとされていた問題を、社会の側で解決する必要が出てきているかもしれません。
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将来的な破たんが危惧されている公的年金制度。ちきりんさんは、いずれは公的年金制度は生活保護制度と一体化せざるをえないのではないか、と主張します。
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流通のグローバル化によって、さまざまな食べ物が世界中を駆け巡る現代。しかし、そんな状況に衛生面や安全面で対応できるような国際的なルール作りがなされていないのではないか、とちきりんさんは主張します。
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危機管理の方法には「対応動作を決めておく」「予行演習をしておく」「保険をかけておく」の3つがあるというちきりんさん。しかし、中でも効果が高い予行演習は、実行が難しいというデメリットを抱えている。そこで、ちきりんさんは「リアルな予行演習」の機会を大切にするべきと説きます。
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組織率が20%を切るまでに衰退している労働組合。しかし、縮小しつつある市場もある現代だからこそ、労働組合は必要だとちきりんさんは主張。そのためには、時代の要請に応じて使命を定義し直すことが重要だと説きます。
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「中高年のリストラができれば若者の採用が増える」「いや、中高年をリストラしやすくしても、若者は何も得することはない」という相反するふたつの意見。2つの意見の根本的な違いはどこにあるのでしょう?
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性別や年齢、雇用形態などに関係なく、同じ仕事をした人には同じ賃金が支払われるべきだという同一労働同一賃金の原則。しかし、立場の違いによって、同一労働同一賃金の受け止め方は、大きく変わるようです。
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企業経営において、工場や人材などを多く抱えてしまうと、選択肢が狭まり、機動力にも欠けてしまうため、ベストな経営が行えない可能性があると主張するちきりんさん。そしてそれは、ビジネスだけではなく、個人にも当てはまるといいます。
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資本主義の国では、給与は「需要と供給」で決まるのが基本。そこで、需給の法則に基づいて、給料を上げるための方法を2つ、ちきりんさんは提案します。
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会社からもらっている給料。業界やポジションによって大きく異なっているものですが、その差はどこから生じているのでしょうか。ちきりんさんは「給料の対価」という視点から解説します。
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大学時代の授業で「人は“こだわり”があると考えが偏向し、中立的な予測ができなくなる」と学んだちきりんさん。中立的な立場から、ものごとを考えるにはどうすればいいかについて考察します。
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“効率”を武器にして、世界の大国の地位を手に入れた日本。しかし、ちきりんさんはこれからは“効率”ではなく、“効果”を重視した社会にしなければいけないと説きます。
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“失われた10年”などとも言われながら、バブル崩壊後も堅調に増加してきた日本のGDP。しかし、その成長が豊かさとして感じられなくなっているのはなぜか、とちきりんさんは問いかけます。
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昨年の衆議院選挙で民主党が政権交代を実現したことから、二大政党制の時代に入ったとしばしば言われます。しかし、ちきりんさんは、政権交代可能な大政党が2つあるだけでは二大政党制は成立せず、そこには基本思想の対立がないといけないと説きます。
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ここ数年、止まってきているかのように見える日本の少子化。しかし、ちきりんさんは現時点の出生数の推移を基本として、年金や消費税などの方針を決めるのは危険だと主張します。
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終身雇用制度がネックとなって、効率的な人員調整を行えなくなっていると主張するちきりんさん。非合理な雇用システムが広まっていることによって、どんな問題が起こっているのでしょうか。
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若者と大人との間でしばしば繰り広げられる世代間対立。若者は大人のどんな助言を無視して、どんな助言を取り入れればいいのでしょうか。
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『五体不満足』の著者、乙武洋匡さんがあるインタビューで発した言葉に驚いたちきりんさん。その言葉を取っ掛かりとして、「ごく普通のことが、許されない“ぜいたく”のように言われてしまう人たちがいるのではないか」とちきりんさんは問題提起します。
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2007年に大阪で発生した、病院職員が患者を公園に遺棄するという事件。治療の必要はなく、入院費を払わない患者に行った病院側の対抗策だったが、遺棄した病院職員は逮捕された。ちきりんさんは、この事件から日本の社会保障のあり方を考察する。
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金融商品への投資を語るとき、“リスク”という言葉がしばしば使われます。しかし、リスクにもさまざまな種類があります。その違いが意識されていないのではないでしょうか。
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私たちが安心して生活するために不可欠な存在である医療。昨今、救急患者の受け入れ問題などで医療崩壊がささやかれる一方、海外の顧客向けビジネスも立ち上がっているという。医療業界の現状はどのようになっているのだろうか。
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医学部を卒業したのに医者にならない人が増えていることに、業界内から違和感や憤りの声が挙がっているという。しかし、ちきりんさんは、それほど社会のことを知らない18歳時点で決めた選択肢が重視されすぎることに対して疑問を呈する。
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高性能、高品質で知られる日本商品。しかし、時として日本商品が“やり過ぎ”なほど高い品質となっている理由はどこにあるのだろうか。ちきりんさんは“イノベーションのジレンマ”という言葉をキーワードに解説する。
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年を重ねれば肉体的には大人になれるものの、精神的に大人になることはなかなか難しいもの。どうすれば精神的に大人になれるのか。筆者は3つのポイントがあると主張する。
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世の中には“なくてはならないもの”(Must商品)と“あるとうれしいもの”(Nice to have商品)がある。厳しい時代を生き残るためには、商品のみならず、人も企業も、誰かにとっての“Must”になる必要があることを、2年前に起こったこんにゃくゼリー製造中止問題から解説する。
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何かを選ぶ時、“総合評価方式”と“一点豪華基準方式”という2つの選び方があるというちきりんさん。後悔しない選択をするためには“一点豪華基準方式”の方がいいと主張するちきりんさんですが、その理由は……。
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ショッピングサイトなどでは購入履歴や閲覧履歴をもとに、“ユーザーの好みにマッチしている”とサイト側が判断した商品をお勧めされることがある。だが、ある程度、自分の好みにあったものが手に入りやすくなる一方、失ってしまうものも多いかもしれない。
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議論の方法には、「合意点を探るための議論方法」と「自分と相手の主張の差を明確にするための議論方法」というまったく異なった2つの方法があるというちきりんさん。それぞれの方法は、実際にはどのように使い分けられているのだろうか。
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いよいよ開幕したサッカーワールドカップ。単一スポーツの大会にも関わらず、なぜ世界中の人たちが盛り上がっているのでしょうか。その理由を考えてみました。
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一般に、雇用などで「女性は不利だ」と言われることが多い日本社会。しかしその一方で、女性は責任を男性に背負わせることができる一面もあるのではないか、とちきりんさんは指摘します。
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犯罪を犯したときには中学校の卒業アルバムが報道され、就職活動ではTwitterの内容がチェックされることもある現代。動画検索技術が高まると、思わぬ波乱が巻き起こるかもしれない、とちきりんさんは語ります。
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ピラミッドからパルテノン神殿まで、世界各地に点在している歴史的な遺跡。しかし、ちきりんさんは「遺跡がある場所と、遺跡からの発掘品が展示されている場所が異なっていることがある」と主張、その是非を論じます。
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ここ数年増加してきている、うつ病患者。「自分はうつ病になりやすそうな性格だ」と自覚していたちきりんさんは、予防策としていくつかの努力を続けてきたそうです。
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国費留学した官僚の退職を防ぐために制定された「国家公務員の留学費用の償還に関する法律」。それが功を奏して、施行後の退職者数は減ってきていますが、ちきりんさんは「国費留学生の退職は日本にとって本当に悪いことなのか?」と問いかけます。
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高いもの、価値があるものは、国や時代によって異なります。そのため、“お土産”に選ばれるものの違いから、その社会の背景や経済構造が浮かび上がるもの。将来の私たちが“価値”を認めるものはどんなものになるのでしょう?
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世の中には、自分の意思がほぼ100%通じる人もいれば、まったく理解してもらえず、話が通じない人もいます。しかし、「まったく話が通じない人と付き合うことにもメリットがある」とちきりんさんは主張します。
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六本木や銀座など、華やかな一面が取り上げられることが多い東京。しかし、ちきりんさんは東京のような大都市の特徴は“バラツキの大きさ”にあると主張。バラツキが大きくなる背景には何があるのでしょうか。
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世の中には「創る人」「回す人」「管理する人」「考える人」「壊す人」と、さまざまな人が必要だと言うちきりんさん。そしてその中でも、日本では「考える人」と「壊す人」が足りないとも主張します。
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ビジネスでは“分業”化が進む一方、家庭では“非分業”化が進んでいると主張するちきりんさん。家庭が非分業化した結果、少子化などの問題が生まれているようですが、それを解決するにはどうすればよいのでしょうか。
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シニアが早期引退を望み、優秀なら若い人でも経営の第一線で活躍する欧米の労働社会。一方、日本で経営の第一線に立っているのはシニアばかりだ、とちきりんさんは主張します。日本ではなぜシニアが強いのでしょうか。
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日本人はビジネスにおいても、プライベートにおいても、一度始めたことをなかなか“やめられず”、しばしば不幸な結果を招いている、と主張するちきりんさん。なぜ日本人は引き際のタイミングが悪いのか、考えてみた。
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就職氷河期に直面したため、多くの人が希望の職に就けなかった“ロスジェネ世代”。そんなロスジェネ世代の中では、就職活動に成功した人と失敗した人との間に大きな格差ができている、とちきりんさんは主張します。
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「この年収では結婚もできない!」という、若年貧困層が掲げるスローガン。しかし、「それは戦う相手を間違えているスローガンだ」とちきりんさんは指摘します。
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貧困問題を考える時の第一歩は“貧困の定義”だというちきりんさん。どのような視点から、貧困を定義付けるべきだとちきりんさんは考えているのだろうか。
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金銭的、身体的な問題が起こったとしても、預貯金や保険、仕事、家族などの助けがあれば、通常の社会生活を送ることができます。しかし、こうした“私的セーフティネット”とでも言うべき助けを持っているのは偏った人だけではないか、とちきりんさんは説きます。
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バリエーションが豊富な男性用スーツと違って、女性用スーツは選択肢が少ない、と嘆くちきりんさん。「スーツ売り場から社会が見える」とちきりんさんは説きます。
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人がやっていることは、「やらなくてはならないこと」「やりたいこと」「ヒマだからやっていること」の3つに分けられるという筆者。その3つの割合を年代別に見ていくとどう変化していくのでしょうか。
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どこの職場やコミュニティにもいる“できる人”。そういう人の類型を、PCのスペックになぞらえて表してみると……。
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価値観の多様化で、「お金さえあれば大きなクルマに乗りたい」といった“常識”が崩れつつある日本。多様なバックグラウンド、異なる考え方をする人々の共生を模索できるということで、ちきりんさんは裁判員制度の意義を訴えます。
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「仕事と家庭は両立できますか?」「ワークライフバランスは?」などと、学生たちからよく就職相談を受けるというちきりんさん。そんな時、ちきりんさんは「人生3×3分割図」というものを使って説明しているそうです。
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先進国からの経済援助、ODA(政府開発援助)の王道アプローチはインフラ整備。しかし、あるニュースを目にしたちきりんさんは別の方法もあるのではないか、と説きます。その方法とは。
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東京都の2008年調査によると、“引きこもり”の71.4%が男性ということでした。なぜ男性は引きこもるのか? なぜ女性は引きこもらないのか? その理由と対策を考えてみました。
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世の中には同じように見えても、実は微妙に異なる言葉があります。無意識に自分に都合のよい言葉を選んでいる私たちの深層心理を突く言葉の事例を一挙紹介します。
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世の中には日常のささいなことで満足する人がいる一方、すばらしい結果が出ているのにまったく満足しない人もいると主張するちきりんさん。そうした“満足の沸点”の違いによって、ビジネスではどんな影響が現われてくるのでしょうか。
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「貯金を増やす方法とダイエットする方法には共通点がある」というちきりんさん。そして、その方法の中でも、本当に効果がある方法を多くの人は選ばないと主張します。それはなぜなのでしょうか。
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お金がないのにブランドものを身に付けたり、一日中働いているのにハイヒールを履いたり……。自分の属している社会階級の“分”から外れたことをすると結局は不幸な結果になる、とちきりんさんは訴えます。
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いくつもの壁を乗り越えて、大きくなっていく会社。会社の発展段階によって、リーダーに必要とされる資質も変わってきますが、それぞれの段階でどのような資質が必要とされるのでしょうか。
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家電のネーミングは種類によって、親しみやすい日本語だったり、かっこいい横文字だったりと傾向が変化します。それぞれのネーミングにどんな意図があるのか、考えてみました。
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多額の補助金の投入が検討されている日本の農業。しかし、ちきりんさんは「農業がもうからない」と決め付けてはいけないと主張。「もっと、マーケティングを行ってみてはどうか?」と提案します。
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やたらと「成長したい」と言う人がいますが、成長はあくまで目的があってこそ意味があるもの。成長自体が目的になってしまっていないか、考え直してみてはいかがでしょうか。
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常識とか先人の知恵と言われることの中には、長年有効で変わらないこともある一方、世の中の変化にともない通用しなくなってしまうものもあります。学歴信仰もその1つなのではないでしょうか。
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学校の先生や会社の上司から、「よく考えろ」「考えが浅い。もっと深く考えて」などと言われた経験のある人は多いでしょう。では、“深く考える”ためにはどうすればいいのか? ちきりんさんはそのための簡単な方法を提案します。
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世の中に“誰が見ても妥当な価格”は存在しないというちきりんさん。自分に手が届く価格を“妥当”と思いこみ、様々なストーリーによって、次第により高い値段に妥当性を感じ始める消費者心理と経済成長の関係を考えます。
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人を責める時には「あるべき姿」と「自分」という2つの起点がある、と主張するちきりんさん。私たちの身の回りでなされる批判は、どちらが起点になっている批判なのでしょうか。
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第1次産業から第2次・第3次産業への移行期に、ブルーカラーとホワイトカラーが分離しました。経営学者のRobert Earl Kelley氏は「今後、ホワイトカラーはさらに分化して、“ゴールドカラー”が登場する」と予想しています。ゴールドカラーとはどんな層なのでしょうか。
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今後、日本はお年寄りに優しい国になると予測する筆者。その理由はなぜなのか。そして実際に、お年寄りに優しくなった日本ではどのような変化が起こるのだろうか。
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理由はどうあれ、日本では30歳前後まで定職に就かないでいると、以後の就職が非常に厳しいものとなります。若年失業者が社会に組み込まれるようにするためにはどうすればいいのでしょうか?
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『冬のソナタ』を機に、日本でも認知が高まった韓国ドラマ。実際に見てみると、“韓流好き”な人以外にとっても面白いもの。韓国(朝鮮半島)の歴史や文化を知る題材として見ると、学ぶところが多いのです。
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「好きな仕事ができる会社に入ったはずなのに何か違う。これは好きな仕事をやらせてもらっていないからだ」と考えている人はいませんか? しかし、その考え方はもしかすると根本的に間違っているのかもしれません。
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「日本の経済格差は欧米と比較して見えにくい」と主張する筆者。その背景には何があるのだろうか。筆者は、4つの理由が考えられるという。
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ある国の終電が出る時刻、というデータをIMFが発表しています。これは「有権者の中で50歳以上の人が占める割合が半数を超える時」を示すのですが、どうやら日本はすでに終電が出てしまった後のようです。
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人気ブロガー“ちきりん”さんが過去につづった文章の中から、より抜きのエントリを紹介する新連載「ちきりんの“社会派”で行こう!」。初回では、「なぜ?」という言葉の持つ無神経さに迫ります。
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