リノベ:
古民家を「ミリ波」で検査し、利活用の助言を行うサービスを「建築家コミュニティ」が開発
「建築家コミュニティ」は、ミリ波で外観からは判別できない建物内部の損傷をスキャンし利活用の助言までを行うサービス「古民家再生のスキャンとプラン」を開発し、CAMPFIREにて限定3件の先行サービス提供のリターンを含めたクラウドファンディングを実施している。(2023/11/27)
3Dプリンティング:
3Dプリンタ住宅がカード1枚で購入可能に ダイナースクラブカードと提携
セレンディクスが供給する3Dプリンタ住宅「serendix10」が、クレジットカード決済に対応した。同社が掲げる「デザインはデジタル、建築はロボット、購入はカード一枚」という近未来の住宅エコシステムの構築が現実のものとなりつつある。(2023/11/8)
設計環境:
HPの建設向け大判プリンタ「DesignJet」に、“再プラ”採用の新モデル5機種
日本HPは、建築/エンジニアリング/建設(AEC)向けの大判プリンタ「DesignJet」シリーズに、A0ノビとA1対応の最新モデル計5機種をラインアップに加えた。新モデルは、サステナブルかつ安全で高品質な図面プリント環境と、多様化するプリントサイズへの対応も図った。(2023/11/8)
BAS:
東京大学と民間9社が“スマートビルシステム”確立へ 建築設備のエミュレーションでGXを実現
東京大学と民間企業9社がスマートビルを実現するための各種建築設備が連携するシステム構築と、運用するための高度人材の育成に乗り出した。2028年3月までの4年5カ月間に開講する専門講座で、建築設備にデジタル技術を駆使し、スマートビルシステムの社会実装とともに、GXの実現を目指す。(2023/11/6)
新建材:
環境配慮型コンクリート「スラグリート」建設技術審査証明(建築技術)を取得
西松建設と戸田建設は、共同開発した環境配慮型コンクリート「スラグリート」で、日本建築センターの建設技術審査証明(建築技術)を取得した。(2023/11/1)
3Dプリンティング:
3Dプリンタで高さ1.4mの土壁を出力 建設残土の循環をコンセプトに建築家・浜田晶則氏とLib Workが制作
建築家・浜田晶則氏は、注文住宅メーカーLib Workの協力を受け、3Dプリンタで高さ1.4メートルの土壁を出力することに成功した。(2023/10/27)
AI活用の「スマートビル」提供へ ソフトバンクと日建設計、合弁会社設立
携帯大手のソフトバンクと設計大手の日建設計は25日、ITや人工知能(AI)技術を用いて建物内の設備やデータを自動で最適化する「スマートビル」の構築を支援する合弁会社を12月1日に設立すると発表した。ソフトバンクの情報通信技術と日建設計の建築技術を掛け合わせ、自律管理や運営を行い、自ら進化するビルを広く普及させることを目指す。(2023/10/26)
建設業界に一石を投じるICTインターンシップ:
千葉の地場ゼネコン「旭建設」が“新卒の離職率ゼロ”にできたワケ
千葉県内で地域密着型の建築工事を展開する「旭建設」が企画している学生向けインターンシップ。学生で参加した直近4年の新入社員は、現時点で離職率ゼロだという。地場ゼネコンが若年層にどのように建設業の魅力を伝え、人材確保につなげているか、ワークスモバイルジャパンなどの建設ICTベンダーも参画する業界では珍しいインターンシップを取材した。(2023/10/26)
施工:
「大阪・関西万博」イベントホール棟に竹中工務店が適用 CO2を8割削減したコンクリPCa部材
竹中工務店は、製造過程でのCO2排出量を80%以上削減したコンクリート「CUCO-建築用プレキャスト部材」を開発し、2025年に開催する大阪・関西万博のイベントホール棟の基礎部材に初適用した。(2023/10/24)
施工:
三井住友建設、ゼロセメントタイプの環境配慮型コンクリが建築構造部材で適用可能に
三井住友建設は、自社開発の環境配慮型コンクリート「サスティンクリート」で、ゼロセメントタイプを用いた計画中の建物を対象に、日本建築センターの特別工法評定(評定期間9カ月)を取得した。(2023/10/5)
建設DX加速へ:
「クラウド上に仮想建築」で建設現場どう変わる? 大成建設と日立がシステム開発へ
ゼネコン大手の大成建設と日立グループは、仮想空間「メタバース」で建築物の意匠や構造を確認しながら、発注者と施工者が承認作業を進められるシステムの開発を始めた。建設業界では従来、紙の図面を用いた作業が続いてきた。システムの導入で「生産プロセスのDX」を図り、業務の効率化や働き方改革につなげたい考えだ。(2023/10/5)
スマートコンストラクション:
鉄骨建方が1人だけで完了するトプコンのスマホアプリ「楽直」
トプコンは、スマートフォン向け鉄骨建方アプリケーション「楽直」を販売開始する。建築向け位置出し機「楽位置」を操作することで、1人の作業員による鉄骨建方作業が可能となる。(2023/10/3)
CAD:
「ARCHITREND ZERO」の最新バージョンが10月18日発売 2025年の省エネ適合義務化やリノベ需要に対応
福井コンピュータアーキテクトの建築CADソフトウェア「ARCHITREND ZERO」が、新バージョンにアップデートした。Ver.10は、今後のリノベーション需要を見込んだワンストップの業務効率化オプションに加え、省エネやフォトリアルのパース作成といった機能強化も図っている。(2023/10/2)
第5回 建設・測量生産性向上展:
シミュレーションを超えたFORUM8の建設VR/メタバース活用例
建設の分野でVR活用が進んでいる。しかし、もととなる3Dデータの取得やデータ変換などには機器のコストや作業の時間がかかり、建築や土木分野でのxR活用の妨げとなっていた。(2023/10/2)
CAD:
“確認申請の電子化”で「ARCHITREND ZERO」と確認検査機関のWeb申請が連携
建築確認申請の電子化の流れを受け、Web上の建築確認申請サービス「Houseplus Portal Web Site」と3D建築CAD「ARCHITREND ZERO」が連携した。CADデータから申請図書出力、申請書作成、電子申請までの一連の流れがシームレスに行えるようになる。(2023/9/27)
カーボンニュートラル:
SGムービング、建築資材の再資源化に向けて廃棄物一元管理システムを提供開始
SGムービングは、解体工事で発生する建築資材の再資源化に向けて、廃棄物一元管理システム「SG-ECOPE」の提供を開始した。建新とグーンが開始した「環境活動に係るパートナーシップ」での一元管理を図る。(2023/9/22)
タイムアウト東京のオススメ:
建築家の新居千秋が設計したベーカリー&レストランが清澄白河に誕生
東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。(2023/9/19)
建設業のバックオフィスから考える2024年問題:
アメックス副社長が建設業界を独自分析(後編)―建設業務にカード決済がなぜ必要か?
前編では建設・建築業界における経理業務の実態について、アメリカン・エキスプレスが2023年4月に実施した調査結果から、業界の現状やクレジットカード決済の利用状況などの調査結果を紹介しました。後編となる今回は、企業のキャッシュフロー管理やクレジットカード決済の利用希望の実態について調査結果を紹介していきます。(2023/9/8)
第5回 建設・測量生産性向上展:
「2024年問題を前に、CCUS活用など建設業の労働環境はどう変革すべきか」芝浦工大 蟹澤教授が提言
2023年から2025年にかけて、建設業界には大きな環境の変化が訪れる。既に建設キャリアアップシステムがスタートし、2022年10月には加入者が100万人を突破。2023年4月には、公共工事でCCUSの準拠が原則必須になった。この他にも、2023年10月にインボイス制度の施行、2024年4月には残業時間の上限規制適用、さらに2025年4月には改正建築基準法も予定されている。(2023/9/7)
万博海外パビリオンを「3Dプリンター」で 複数国から相談、兵庫のメーカーに
2025年大阪・関西万博の海外パビリオン建設準備が遅れている問題で、3次元プリンターによる建築に熱い視線が注がれている。(2023/9/5)
知らないと損!?業界最前線:
本当に550万円で1LDKの家ができるの? 3Dプリンター住宅の素朴な疑問をメーカーに聞いた
「住宅」の常識が変わろうとしている。建築用3Dプリンターによって、50平米の住宅を550万円で実現するセレンディクス。550万円でどこまでできるのか、通常の住宅と何が違うのか。3Dプリンター住宅における素朴な疑問を小間裕康代表取締役に聞いた。(2023/9/2)
積水ハウス、地域メーカーと住宅の共同建築開始 自社技術を提供
パートナー企業は積水ハウスのブランド力を活用できる一方、積水ハウス側は各社の販売網や土地の調達網を通じ、市場の拡大が図れるなどのメリットがある。(2023/8/29)
阿波おどり、20万円のプレミアム桟敷席で建築基準法違反 実行委員会が謝罪
経緯や原因などについては確認中。(2023/8/28)
産業動向:
“ビッグモーター”業績悪化の波及は「建設業」にも 建築・内装などでサプライチェーン全体の4割超
帝国データバンクは、不祥事に揺れる「ビッグモーター」が業績悪化に陥った場合、サプライチェーン企業に与える影響を調査し、その結果、建設関連が全体の4割超となる171社に上ることが判明した。(2023/8/21)
1LDKで550万円 3Dプリンターで作る家に「2人で住める」新タイプ
建築スタートアップのセレンディクスは2日、2人で住める3Dプリンター住宅「serendix50」の最初の1棟が竣工したと発表した。建設にかかった時間は44時間30分だった。(2023/8/3)
ふすまを掘り続けた建築家ワンコ、とうとう「なしとげました」 破壊神の見事な作品に「飼い主の心が広すぎる」
やっちゃった系の偉業。(2023/7/30)
Building Together Japan 2022:
【Report】BIMはゼネコンだけじゃない!アトリエ系設計事務所が国交省モデル事業で挑んだ意匠・構造・設備のArchicad連携
BIMの恩恵を受けられるのは、大規模建築物を扱うゼネコンだけではない!久保田章敬建築研究所の国土交通省BIMモデル事業への取り組みから、中小規模建築物の設計に携わるアトリエ系設計事務所でのBIM活用の実例を紹介する。(2023/7/27)
「金田一シリーズに出てきそう」「趣がある」 1909年建築の気仙沼市役所に注目集まる 移転が決定、その背景は?
宮城県気仙沼市に取材しました。(2023/7/20)
新建材:
熊谷組と帝人が繊維強化プラスチックと石こうボードの集成材を開発 梁の2時間耐火性能を確認
熊谷組と帝人は、中大規模木造建築物の普及促進を目的に、耐火建築物に利用可能な高機能繊維強化集成材の開発に着手した。(2023/7/18)
材料技術:
中規模オフィスビルを木造に、熊谷組と帝人が建材技術を補完
熊谷組と帝人は、オフィスビルなど耐火建築物に利用可能な高機能繊維強化集成材の開発に着手したと発表した。(2023/7/14)
材料技術:
次世代防音材「音響メタマテリアル」の市場は2035年に561億円
音響メタマテリアルの国内の市場規模は2023年に17億円と見込まれているが、EVの静粛性向上の他、オフィスや建築現場の騒音対策などが需要となり2035年には561億円に拡大する。(2023/7/13)
産業動向:
中学生がパスタとマシュマロで建築設計の楽しさに触れる、日建設計のワークショップ
日建設計は、若年層が建築設計に関心を持つ機会として、中学生向けのワークショップを不定期で開催している。今回のワークショップでは、パスタとマシュマロを使って、美麗かつ強度を併せ持つタワーを創作した。(2023/7/11)
Archi Future 2022:
米設計事務所が試みるBIMで進化するモジュール建築、サプライチェーンまで包括する新たな建築生産システム
「Assembly OSM」は、米ニューヨークを拠点に斬新なコンピュテーショナルデザインの建築設計を行う設計事務所「SHoP Architects」の子会社。新しいテクノロジーを建設の手法に活用し、親会社のSHoP Architectsが持つテクノロジーや人材などを活用しながら、建設業界の慣例や手法から離れた新しい建築生産システムの構築に挑戦している。(2023/7/10)
ZEB:
清水建設が設計・施工の河北総合病院移転工事で「ZEB Oriented」取得、パッシブ建築計画でエネ負荷削減
清水建設は、杉並区で設計施工を進めている河北総合病院移転建設工事が「ZEB Oriented」の認証が取得したと明らかにした。急性期病院の認証取得は都内初で、全国でも3例目となる。(2023/7/4)
建具DX:
ドアメーカーが建築主に直接販売する「施主支給」専用サイト開設
神谷コーポレーション湘南は、工務店やビルダーを通さず、建築主に同社のドアを直接販売する「施主支給」の専用サイトを、2023年6月1日に開設した。建築主のニーズに合わせて、納品までをサポートする。(2023/6/28)
大型フードコートも:
北綾瀬駅前に「ららテラス」、25年夏開業 駅直結で利便性向上
三井不動産は、東京メトロ千代田線の北綾瀬駅前で、ライフスタイル型商業施設「三井ショッピングパーク ららテラス北綾瀬」(仮称)の建築に着工した。2025年夏に開業する。(2023/6/16)
親子で偶然見つけた「謎の建築機械」→Twitterに動画を投稿してみると…… 子どもの疑問を解決するネットの集合知に驚きの声
すてきなインターネットだ。(2023/6/9)
ロボット:
清水建設が東名高速の橋床版工事にマーキングロボットを導入、墨出し作業で生産性が9割向上
ユニオンテックは、建築内装CGパースを無料で制作依頼できる「PersGPT」の提供を開始した。(2023/5/31)
AI:
建築内装CGパースを完全無料で制作するサービス「PersGPT」
ユニオンテックは、CGパースを無料で制作可能なWebサービス「PersGPT」をリリースした。依頼から修正まで完全無料となっており、依頼から24時間以内に出来上がった初版をメールで受け取ることができる。(2023/5/18)
施工:
稼働中の冷蔵倉庫でも施工可能な「THJ耐震補強工法」が建築技術性能証明を取得、東亜建設工業
東亜建設工業が開発した「THJ耐震補強工法」が建築技術性能証明を取得した。THJ耐震補強工法は、稼働中の冷蔵倉庫内でも常温環境下と同等の耐震性能を確保できる耐震補強工法。(2023/5/17)
スマートビル:
日建設計が社内外の未来共創情報プラットフォームWebアプリ「Future Platform」を開発
日建設計は、社内外で未来を共創するための情報プラットフォーム「Future Platform® 」を開発した。脱炭素やウェルビーイングなど未来の社会課題解決を見据えた先端テクノロジーを集約し、建築計画のディスカッションを深化させることに役立てる。(2023/5/16)
2022年が住宅の買い時だと思った理由 「住宅ローン金利が安い」を抑えた1位は?
リクルート(東京都千代田区)が運営する「SUUMOリサーチセンター」は「住宅購入・建築検討者」調査を実施した。2022年が住宅の買い時だと思った人は44%で、19年から徐々に増加している。(2023/5/11)
カーボンニュートラル:
コスモスモア、建築工事で生じるCO2の排出量算出サービス提供開始
コスモスモアは、建築工事で生じるCO2の排出量算出サービス「Carbon watch」の提供を開始する。新築工事やビルイン工事、躯体を含めたリノベーション工事を対象としたもので、カーボンオフセット調達証明書の発行にも対応する。(2023/5/10)
負担が大きい:
賃貸または持ち家のメリット・デメリットは? 年金生活者に聞いた
住宅の建築やリフォームなどを手掛けるカシワバラ・コーポレーションは「老後の住まいに関する調査」を実施した。老後生活における持ち家のデメリットは……。(2023/4/29)
施工:
鉄骨小梁の耐火被覆を大幅削減する床システムの耐火設計技術
竹中工務店と日本製鉄は共同で、鉄骨小梁の耐火被覆を最大100%削減する床システムの耐火設計技術を確立し、2件のプロジェクトに適用した。床システムを構成する鉄骨小梁の耐火被覆を合理化した耐火建築物として国土交通大臣の認定を取得、建築工事における社会課題の解決にも寄与する。(2023/4/20)
宿泊も防災も:
鹿児島県出水市に「動くコンテナホテル」開業 災害時には避難所として利用
ホテル事業などを手掛けるデベロップ(千葉県市川市)は、「HOTEL R9 The Yard 出水」を5月27日に開業する。建築用コンテナモジュールを利用した独立客室で、災害などの有事の際は客室を被災地へ移設し、避難施設などへの利用を見込む。(2023/4/20)
太陽光:
川崎市も太陽光発電の設置を義務化へ!東京都との違いと制度の詳細を解説
川崎市が新築建築物に太陽光パネル設置を義務付ける条例改正を実施。東京都に続く新たな設置義務化条例として注目されている。本稿ではその制度概要と、東京都版の制度との違いなどを解説する。(2023/4/19)
産業動向:
建設業の基盤維持に向け「次世代建築リーダー育成コンソーシアム」を設立、清水建設など3者
神奈川県立の神奈川工業高校、小山学園専門学校東京テクニカルカレッジ、清水建設の3者は、「次世代建築リーダー育成コンソーシアム」を設立した。(2023/4/17)
Autodeskバトラー氏×伊藤久晴氏×BUILT:
【BIM特別対談 Vol.1】BIM先進国の英国に学ぶ「ISO 19650」の真意と「建築安全法」の背景
英国は、日本での2023年度からの公共事業のBIM原則適用よりも先行して、2016年に全ての公共工事の調達でBIM Level 2(Full Collaboration:意匠/構造/設備でBIM共有)を義務化した。2018年には英国規格協会のBSIが「ISO 19650」を策定して以降、ここ数年は国内でも大和ハウス工業を皮切りに、ISOの認証取得に挑む企業が増えつつある。BIM本格化を前にして岐路に立つ日本の建設業界にとって、BIM先進国の英国に学ぶことは多いはずだ。(2023/4/17)
FM:
安藤ハザマ、建築物のLCAを見積書から自動計算する支援システム
安藤ハザマは、温室効果ガスなどの環境影響物質を建築工事の見積書から自動計算する仕組み、LCA支援システムを開発した。(2023/4/12)