池田直渡「週刊モータージャーナル」:
「フロンクス」インドからスゴいクルマがやってきた
インドからスゴいクルマがやってきた。ただしメーカーはお馴染みのスズキである。その名はフロンクス。スズキのHEARTECTシャシーをベースにしたBセグメントSUVクーペである。(2024/8/19)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
自動車の誕生とT型フォード 自動車と経済発展の歴史を振り返る
19世紀末に誕生した自動車は、20世紀初頭のT型フォードの登場により大きな転換点を迎えた。大量生産システムの導入で自動車は貴族の玩具から庶民の足へと変貌。これを機に自動車産業は国家経済の発展に大きく寄与するようになる。自動車産業と経済発展の密接な関係を、世界初の自動車から現代に至る七世代の流れに沿って振り返る。(2024/7/15)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
水平対向+シンメトリカルAWDをアイデンティティーとして取り戻すスバル
スバルの戦略がずっと分からずにいた。「スバルは一体CAFE規制をどうやってクリアするつもりなのか?」ということだ。しかし水平対向ユニットが、CNFが使えるユニットになっていくことが示されて、筆者の中でようやくいろんなことがつながった。(2024/6/10)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
米政府が中国EVに100%課税する意味
米政府は中国製のEVにかけられていた25%の関税を、なんと100%に引き上げると発表した。米政府は世界の貿易から、ならず者でルールを守らない中国を除外し、中国なき世界貿易を目指そうとしている。(2024/5/20)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
これからのエンジン開発、どうなる?
猫も杓子もEVシフトというブームも終わり、ようやくEVの地に足がついた着実な進歩が認められる時代になった感がある。そしてBEV以外のカーボンニュートラルプランが必要になってくる。そのエンジンとは一体何か?(2024/5/6)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
SDVで「ニッポン出遅れ」論が意味すること
このところ静かなブームとなりつつあるのが、日本の「SDV出遅れ」論だ。何としてでもニッポン出遅れの材料を探し続けるその熱意には感服至極である。要するに、SDVに出遅れた日本の自動車メーカーが、絶望的な窮地に陥(おちい)ると言わんばかりのことを記事にする媒体が現れて、新たなトレンドになりそうな気配がしている。(2024/4/22)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
AIを車載「DSオートモビルがChatGPTを全モデルに搭載」って一体どういうこと?
タイトルだけみてもさっぱりわからないであろう記事になる。まずDSオートモビルというブランド自体に知名度がない。そこへ持ってきてChatGPTという、極めてふわっとした先端テクノロジーが結びつくのだから、何がしたいのかがなかなかピンとこない。これはどういうことか?(2024/4/8)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
自動車記事を書く時の3つのポイント
今回のお題は「自動車記事の書き方」。批判をする時は真剣な愛か怒りを持ってすべし。面白がってやらない。自分を立てるために書かない。そういう大方針の上に、一応の手順というのがある。基本形としては、自分がクルマの試乗に行く時の時系列を順に文字化していけばいい。(2024/3/25)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
EV減速の中でもっとも注意すべき政策
EVシフトの減速を示すニュースが次々に発表されている。こうなるのはずっと前から分かっていたことで、ようやく世間が悪夢から覚めたということになるだろう。筆者は国が一度方針を決めると、状況が変わろうが何だろうが、ひたすら決めた方針通りに進むという点を一番恐れている。(2024/3/11)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
「トヨタグループ」連続不正への提案 なぜアンドンを引けなかったのか
2022年の日野自動車を皮切りに、4月のダイハツ工業、明くる1月の豊田自動織機と、トヨタグループ内で不祥事が続いた。立て続けに起こった不正はなぜ起こったか。そして、その原因を考えていくと、トヨタにはこの問題を解決できる素晴らしいソリューションがあるではないか。(2024/2/26)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
マツダ・ロードスターの大改変 減速で作動するアシンメトリックLSDの狙い
マツダのいうアシンメトリックLSDは、これまでのセオリーに反し、減速時の方をより強く拘束するというこれまでになかった発想のLSDである。なぜこのようなLSDを搭載したのか。歴代ロードスターが抱えてきたセッティング苦悩の背景から解説する。(2024/2/12)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
なぜ今、ロードスターがアップデート? そして990Sが消失したワケ
2015年のデビューなのでほぼ9年が経過したマツダ・ロードスターが大幅なアップデートを受けた。と聞いたら普通はいくつか疑問が出るだろう。(2024/1/29)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
ラリーで鍛えたらどうなったのか “真顔”のアップデートを遂げたGRヤリス
そのモータースポーツで活躍するためのラリーウェポン、GRヤリスがマイナーチェンジした。アホみたいな数の改善ポイントが列記されている。少量生産の特殊モデルにこんなに手をかけるマイチェンは見たことがない。(2024/1/15)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
日中自動車メーカーのASEAN争奪戦
2024年ーーというか、ここから数年の間、自動車産業の重要なテーマの一つは「ASEANマーケットの覇者になるのは、果たして日本か中国か」だ。ASEANでは、現在進行形で、中国流のガバナンスを無視した発展と、日本流のガバナンスを守る発展の衝突が起きている。(2024/1/1)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
豊田社長の“あの時の話”を詳しく明かそう 2023年に読まれた記事
筆者が毎回サーキットに行くのは、普段はなかなかないほど長い取材時間が与えられるからだ。サーキットに行くと時間をたっぷり使って、かなり踏み込んだ話ができることがある。ましてや海外のサーキットとなれば、帰りの時間もない。その時、豊田社長が衝撃的な発言をしたことを、かなり思い切って記事にしたものが、今年の1位の記事だ。(2023/12/25)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
豊田章男会長退任の舞台裏 自工会はどうやって生まれ変わったのか
日本自動車工業会(JAMA)は定例記者会見を開催し、年明けからの役員交代を発表した。会長職は、これまでの豊田章男トヨタ自動車会長から、片山正則いすゞ自動車会長へと交代する。そこからJAMAの生まれ変わりストーリーをたどってみよう。(2023/12/11)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
トヨタの凄さと嫌われる理由
トヨタ車は、信頼性が高く実用的で、社会適合性が高く、かつオーナーの欲望がむき出しにならないクルマだ。だから役に立たないスポーツカー選びではなく、現実に取材のアシとして、あるいは別の趣味としての自転車を積んで出かけようという話になった場合、トヨタの製品は俄然候補に上がってくるわけだ。(2023/11/27)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
テスラが直面する「分岐点」 自動車ビジネスの普遍的構造から読み解く
米テスラは今、大きな分岐点に差し掛かっている。すでにメディアにもさまざまな悲観論があがり始めているが、それらはテスラの現状の表層をなぞっただけで、全く本質に届いていない。(2023/11/13)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
RX-7復活か? マツダのロータリー新スポーツカー登場
2022年11月22日の中期経営計画で突如姿を現した白いスポーツカー「ビジョンスタディモデル」は、多くの人が次期ロードスターと予想していた。しかし今回発表されたそのスペックから普通に考えれば、マツダの商品戦略上の位置付けはRX-7後継ということになるだろう。とすれば03年の生産終了以来21年ぶりに復活となる。(2023/10/30)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
トヨタの未来を全部見せます
トヨタ自動車は、国内のメディアを招待し、愛知県内の3つの工場、貞宝工場、明知工場、元町工場で、トヨタの未来技術とその考え方を公開した。具体的にいえば、デジタル技術を軸とし、個々の製造技術の大幅な刷新がそれに加わるとどうなるかを示したものだ。(2023/10/16)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
新型センチュリーに見える形 これがSUVではない理由
筆者は新型センチュリーを見た時、なるほどこれはセンチュリーだと思った。まずもって、センチュリーに見えるという最初のハードルを越えられなければ何もスタートしない。新型センチュリーはそれを越えてきたのだ。(2023/10/2)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
復活のロータリー 「ROTARY-EV」で、マツダは何をつくったのか
今回登場した「MX-30 ROTARY-EV e-SKYACTIV R-EV」 を端的に説明すれば、メカニズム的には2021年に発売された「MX-30 EV MODEL」のモーター/発電機と同軸に、発電専用ワンローターロータリーエンジンを追加したものだ。(2023/9/18)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
非現実的な規制で庶民のアシが消滅する
法律でBEVの販売を義務付けられている今、Bセグメントのクルマは今後どうなるのか。自動車メーカー各社の取り組みは。(2023/9/4)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
中国製BEVは今後どうなるか 避けられない現実
深刻なバブル崩壊を迎えている中国では、2022年にBEVへの補助金が終了した。今後BEVを生産するメーカーの行方は。(2023/8/21)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
マツダの「CX-5」はどうなるのか 思い切って刷新できない事情
「CX-5」が好調のマツダだが、根深い問題を抱えている。解決策として考えられる3つの選択肢と合わせて見ていこう。(2023/8/7)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
「タテシナ会議」で、TRIギル・プラットCEOが語った未来
長野県茅野市で、4年ぶり2回目となる「タテシナ会議」が開催された。自動車メーカーやサプライヤー、業界団体のトップなど、そうそうたるメンバーが名を連ねたが、そこでTRIのギル・プラットCEOが語ったことは……。(2023/7/24)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
「電動キックボード」の問題は何か メリットとリスクを考える
7月1日から、電動キックボードの新ルールが適用された。最寄駅からのラストワンマイルを快適に移動する新たなモビリティとして期待されているが……。(2023/7/10)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
トヨタ新型「アルファード」と「ヴェルファイア」の正常進化
トヨタ自動車は、「アルヴェル」と呼ばれる人気の「アルファード」「ヴェルファイア」をフルモデルチェンジ。ミニバンの宿痾ともいえる2列目シートの振動問題が解決された。詳しく見ていこう。(2023/6/26)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
世界はマルチパスウェイに舵を切った! 「BEVはオワコン」という話ではない
カーボンニュートラルの早期達成に向けた取り組みが、各所で進められている。最近発表された4つのニュースを見ていこう。(2023/6/5)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
トヨタ、ホンダ、日産「増益と減益を分けたもの」 大手3社の決算をじっくり解説
自動車メーカー大手3社の決算が出そろった。今後数年の予測を含め、全体の傾向および各社の発表内容を見ていこう。(2023/5/15)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
トヨタ新型「クラウン・スポーツ」の仕上がりと戦略
トヨタが新型「クラウン・スポーツ」のプロトタイプ試乗会を開催した。乗車して分かった新型「クラウン・スポーツ」の狙いとは。(2023/5/8)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
中国の自動車産業は覇権を握るのか
なぜ中国の自動車メーカーの勢いは止まらないのか。中国や世界経済を取り巻く状況と合わせて見ていこう。(2023/4/24)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
トヨタの新社長就任で、どんなクルマが出てくるのか
トヨタ自動車の方針説明会で、どのようなことが語られたのか。中嶋裕樹副社長の説明パートを中心にトヨタのクルマづくりがどうなっていくかを見ていこう。(2023/4/11)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
トヨタは佐藤社長体制で何がどう変わるのか
佐藤恒治社長の新体制で初の方針説明会を実施したトヨタ自動車。「2026年までに10種の新EVを投入」が大きく報じられているが、それは大きな絵柄の中のごく一部にすぎない。説明会で語られたのは……。(2023/4/10)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
ようやく議論は本質へ 揺らぐエンジン禁止規制
ここ数カ月の報道を見ていて、「世界は脱内燃機関に舵(かじ)を切った」という言葉をどう受け止めただろうか。もちろんそうした流れがあるのは事実だが、誤解している人もいるようだ。(2023/3/27)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
バッテリー地産地消時代、日米欧は中国に対抗できるのか
世界中の自動車メーカーがバッテリーの地産地消化に向けて進んでいるが、現状EVシフトでもうかるのはバッテリーを生産する中国ばかりとの声もある。日米欧は中国に対抗できるのだろうか。(2023/3/13)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
トヨタはどこへ進むのか 新体制の行方
トヨタ自動車の社長交代で、新体制はどうなるのか。佐藤次期社長の会見内容やこれまでトヨタが行ってきた実績を振り返りながら、筆者なりの予想を立ててみる。(2023/2/27)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
ルノー・日産アライアンス再始動 内田CEOの手腕が光った
ルノーグループ、日産自動車、三菱自動車は2月6日、資本提携の見直しに関する説明会を開催した。登壇者全員が互いに感謝の言葉を述べるところから始まった異例の会見。その場で語られたのは……。(2023/2/13)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
豊田章男社長を取材し続けた筆者が思う、退任の本当の理由
トヨタ自動車の豊田章男社長が、退任を発表した。ここ数年、豊田社長を追いかけてきた筆者から見たさまざまなこぼれ話を書いていこう。 筆者が思う、退任の本当の理由は……。(2023/1/30)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
なぜ東京オートサロンで「AE86」が登場したのか 忘れてはいけない“大事な議論”
東京オートサロンに「AE86」で知られる人気の国産旧車を出展したトヨタ自動車。その場で豊田章男社長から語られたのは……。(2023/1/16)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
トヨタのタイ戦略はどうなるか 日本政府の然るべき人たちに「伝えたい」
タイを軸に、ASEANのCO2削減に力を入れ始めたトヨタ。日本ではなく、なぜタイではCO2削減が可能なのか。トヨタのタイ戦略の行方は。(2023/1/3)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
トヨタは日本を諦めつつある 豊田章男社長のメッセージ
日本の自動車業界は今後どうなるのか。タイトヨタの設立60周年記念式典、およびトヨタとCPグループとの提携に関する発表から、未来を展望する。(2023/1/1)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
2022年に読まれた記事は? 1位は「レクサスのブランド論」
この1年に公開した記事の中から、多く読まれた記事をランキング形式にしてみた。2022年の自動車事情と合わせて振り返っていこう。(2022/12/26)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
理系学生に告ぐ、日本の自動車産業は「オワコン」ではない
ここ数年「日本オワコン論」が語られ、次なる衰退は自動車産業で「数年後には日本が誇るトヨタは滅びる」との主張もある。しかし、それは大前提が間違っている。(2022/12/12)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
マツダの中期経営計画を分析する
マツダが発表した中期経営計画では、時間軸ごとにフェーズ分けした計画が記されている。各フェーズを読み解いていくと……。(2022/11/28)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
そう来たか! クラウンクロスオーバーRS
16代目新型クラウンの心臓ともいえるシステムはどのように変わったのか。実際にクロスオーバーRSに乗車してみたところ……。(2022/11/14)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
クルマの「燃料」はどうすればいいのか 脱炭素の未来
「脱炭素」が重要であることは言うまでもない。どれかひとつの方法でやることが難しい中で、どの道を選択すればいいのだろうか。日本の未来を考えると……。(2022/10/31)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
新型クラウンの“仕上がり”はどうなのか、チェックした
新型クラウンが登場した。前編では「なぜ大変貌を遂げたのか」その理由などを紹介したが、後編では「仕上がり」を解説する。デザインやインテリアなどは……。(2022/10/11)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
新型クラウンはなぜ大胆に変わったのか
新型クラウンの期待が高まっている。国産車のネームバリューとしてはトップグループだろうが、セダンは“オワコン”の扱われている。そうした中で、クラウンはなぜ変わったのか。(2022/10/10)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
経団連モビリティ委員会発足の裏読み
一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)の委員会に、新たに「モビリティ委員会」が発足した。その背景とは?(2022/9/26)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
新型エクストレイル 欠点のないクルマの意味(後編)
エクストレイルはよく出来たクルマだと思う。全体のバランスを見て、瑕疵(かし)といえるような欠点はほとんどない。しかしながら、「欲しい」という気持ちを射貫くようなサムシングエルスがあるかというと、個人的にはちょっと戸惑う。(2022/9/13)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
新型エクストレイル 改革最終年に臨む日産(前編)
日産自動車がミドルクラスSUVであるエクストレイルをフルモデルチェンジした。事業構造改革計画「Nissan NEXT」において、重要な位置づけのクルマだ。(2022/9/12)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
トヨタとフォルクスワーゲンのブランド戦略 アウディにあって、レクサスにないもの
フォルクスワーゲンは、いわゆるブランドビジネスの成功者とみなされている。では、フォルクスワーゲングループとトヨタのブランド戦略の差は何なのか? 特に上位ブランドであるフォルクスワーゲンのアウディにあって、トヨタのレクサスに無いものは、何なのだろうか。(2022/8/29)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
部品供給の構造問題と国内回帰という解決策 自動車各社決算の読み解き方
自動車メーカー各社の第1四半期決算が出揃った。ただし各社の決算を見ても、特に波乱はない。影響を与えたのは「部品供給不足」「原材料価格高騰」「円安」の3つで、それが分かれば概ね予想は付いてしまう。(2022/8/15)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
トヨタのいう「原価低減」とは「値切る話」ではない 部品不足と価格高騰
自動車メーカー各社は相次ぐ工場の稼働停止に苦しんでいる。まず部品がない。そして原材料からエネルギー、水に至るまであらゆるものが高騰している。相当に苦しい状況である。そんな中、トヨタが言う「原価低減」とはどういうことを意味しているのだろうか?(2022/8/1)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
なぜ、そうまでしてクラウンを残したいのか?(3)
それほどの大仕掛けをしてまで、果たしてクラウンを残す意味があるのかと思う人もいるだろう。今回のクロスオーバーを否定的に捉える人の中には、「伝統的なセダン、クラウンらしいクラウンが売れないのなら、潔く打ち切ればいい。クラウンとは思えないクルマに無理矢理クラウンを名乗らせて延命する意味はない」という声も少なからずあった。(2022/7/20)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
日本のクラウンから世界のクラウンに その戦略を解剖する(2)
1955年のデビュー以来67年15世代に渡って、クラウンは日本国内専用モデルであり続けた。しかし国内のセダンマーケットはシュリンクの一途をたどっている。早晩「車種を開発生産していくコスト」を、国内販売だけで回収することは不可能になる。どうしてもクラウンを存続させていこうとすれば、もっと大きな世界のマーケットで売るしか出口がない。(2022/7/19)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
セダンの再発明に挑むクラウン(1)
クルマの業界ではいま、クラウンの話題で持ちきりである。何でこんなにクラウンが注目されているのかだ。やっぱり一番デカいのは「ついにクラウンがセダンを止める」という点だろう。(2022/7/18)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
トヨタはプレミアムビジネスというものが全く分かっていない(後編)
前回はGRMNヤリスがどうスゴいのかと、叩き売り同然のバーゲンプライスであることを書いた。そして「販売のトヨタ」ともあろうものが、売る方において全く無策ではないか? ということもだ。ということで、後半ではトヨタはGRMNヤリスをどう売るべきだったのかを書いていきたい。(2022/7/5)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
すごいGRMNヤリス、素人同然な販売政策(前編)
GRMNヤリスに乗せていただいてきた。のっけから何だと思う読者諸氏も多いだろうが、思わずそう言いたいくらい良かったのだ。本当にこの試乗会くらい、呼ばれて良かったと思う試乗会もなかった。これに関してはもうホントにトヨタに感謝する。筆者の自動車人生の中で特筆に値する経験だった。(2022/7/4)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
日産SAKURAに補助金100万円? 期待の軽BEVを潰す、無策な補助金行政
日産「SAKURA」と三菱自動車の「eKクロスEV」は、両社の合弁で設立された「NMKV」で設計された双子のクルマだ。今もっとも期待される軽BEV(バッテリー電気自動車)であり、すでに予約注文が殺到している。(2022/6/20)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
トヨタは10年越しの改革で何を実現したのか? 「もっといいクルマ」の本質
素晴らしい決算を出した裏で、一体トヨタは何をやってきたのか。サプライチェーンの混乱というアクシデントをカバーする守りの戦い、そして台数を減らしても利益を確保できる攻めの戦い。そこにあるのが「もっといいクルマ」だ。(2022/6/6)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
営業利益11倍に マツダ地獄からの脱出、最終章
2010年以来マツダが取り組んできたことをひも解いてみる。それは一度マツダ車に乗るとマツダ車から抜け出せない、俗に「マツダ地獄」と揶揄(やゆ)されてきた状況からの脱出だ。(2022/5/23)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
レクサスLXで分かったGA-Fプラットフォームの構造
レクサスLXとは、要するにトヨタランドクルーザーのレクサス版である。プラットフォームはGA-Fと呼ばれるTNGA世代のラダーフレームであり、ランドクルーザーおよび北米向けのタンドラと共用する。今回のポイントはこのフレームである。(2022/5/9)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
マツダの世界戦略車 CX-60全方位分析(3)
いったいマツダは新たなFRシャシーで何をしようとしたのだろうか? 存在を感じない道具を作るのはそれはそれでもの凄く大変なことで、それこそ値千金なのは理屈としてよく分かる。正しいのか正しくないのかといえば正しい。間違い無く正しいのだが、大衆に理解されるかは何ともいえない。(2022/4/27)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
マツダの世界戦略車 CX-60全方位分析(2)
前回はCX-60を題材にマツダのラージプラットフォーム戦略の内、6気筒FRというレイアウトの狙いと、多種多様に及ぶ車種群をどうやってフレキシブルかつ、効率的に生産するのかについて解説した。今回はそのシステムの発展性について解説するところから始めよう。(2022/4/26)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
マツダの世界戦略車 CX-60全方位分析(1)
前回の予告通り、今回からはCX-60の詳細な解説に入っていく。まずはマツダはなぜラージプラットフォームを開発したのか。その狙いはどこにあるのかが最初のテーマである。(2022/4/25)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
マツダのラージPF、CX-60プロトタイプに乗る
長らく話題になってきたマツダのラージプラットフォームの頭出しとして、CX-60が発表になった。さらに、それに先駆けて、山口県美祢のマツダのテストコースで、プロトタイプモデルの試乗会が行われた。諸般の都合で、大事なことをいろいろ置き去りにしつつ、まずはインプレッションから書き始めなければならない。(2022/4/11)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
グローバル化からブロック化へ 世界のものづくりの大きな転換点
国際分業が成立する仕組みは、世界が平和であってこそ。そこに最初に激震を与えたのは、新型コロナの蔓延で、人流と物流が止まって、国際分業に大ブレーキが掛かったことだ。そこに加えて、ウクライナ危機である。(2022/3/28)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
ロードスター990S 7年越しの回答
マツダのアイコンともいえるロードスター。マツダにとってはもちろんのこと、世界中のファンにとっても特別なクルマだ。2015年にデビューしたそのNDロードスターが大きく進化した。すでに評判はお聞き及びのことと思う。もはやちょっとしたお祭り騒ぎと言っても良い高評価である。一体何がどう変わったのか?(2022/3/14)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
豊田章男研究 春闘編
春闘は、これまで豊田社長が戦ってきたさまざまな問題の中で最も手強いのではないか? そこで豊田社長がやったことが面白い。トヨタイムズを使って、労使交渉を公衆の面前に引っ張り出した。「全員ひとりも欠かさず○%のベースアップをお願いします」。それをサプライヤーもユーザーも見られる動画で公開したのだ。それでも言えるのか? 「言うな!」ではない。世の中のオープンな場で言えるのならいくらでも言っていい。(2022/2/28)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
【自動車メーカー7社決算】ものづくりのターニングポイントがやってきた
内自動車メーカーの第3四半期決算が出揃った。しかし、今年の第3四半期決算は少し趣が違う。どう違うかを解説する前に、まず第2四半期までの状況を振り返っておこう。(2022/2/14)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
「C+pod」で考える、超小型モビリティの仕様はどこで誤ったのか?
昨年末の記事で、トヨタの「C+pod」について、限り無く全否定に近い評価をした。試乗する前に開発者とも話しているので、当人の顔が思い浮かんで、非常に気は重かったが、とはいえ、読者に本当のことを伝えないなら原稿を書く意味がないので、そこはもう正直に忖度(そんたく)なく書かせてもらった。(2022/1/31)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
プレミアムって何だ? レクサスブランドについて考える
すでに昨年のことになるが、レクサスの新型NXに試乗してきた。レクサスは言うまでもなく、トヨタのプレミアムブランドである。そもそもプレミアムとは何か? 非常に聞こえが悪いのだが「中身以上の値段で売る」ことこそがプレミアムである。(2022/1/17)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
自動車メーカー8社のカーボンニュートラル戦略
各社のカーボンニュートラル戦略はどうなっているのかについて、俯瞰的に見てみたいと思う。(2022/1/1)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
今年読まれた記事と、全力で止めたい超小型EV「C+pod」
2021年が終わろうとしている。筆者にとってはカーボンニュートラル戦争に明け暮れた1年だった。言うまでもないが2020年10月に菅前首相の所信表明演説で、突如50年カーボンニュートラル宣言が行われ、それと前後する形で「ガソリン車禁止論争」が吹き荒れた。(2021/12/27)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
2021年乗って良かったクルマ
年末恒例の乗って良かったクルマだが、2021年の新型車のデビューは、マツダは1台もなし、スバルはBRZがあるけれども、来年のエントリーにしたい。もちろんGR86も同じ。スバルWRX S4は公道で乗っていない。結局は、トヨタのMIRAIとランドクルーザー、アクアとカローラクロスというトヨタ大会になってしまった。どれも数日以上借り出して、1000キロくらいは走ってきた。(2021/12/13)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
全然違う! トヨタGR86とスバルBRZ
トヨタGR86とスバルのBRZに公道で試乗する機会がようやくやってきた。あらかじめ言っておくが、この2台、もう目指す走り方が全然違う。ビジネス面から考えると、ある程度かっちりとした成功を見込みたいスバルと、あくまでも攻めの姿勢を貫くことで、ある種のブレイクスルーを遂げてブランド価値を高めたいトヨタ。そのそれぞれのアプローチの違いだ。(2021/11/29)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
トヨタは、1800億円の部品代高騰をどうやって乗り切ったのか 原価改善のファインプレー
すでにお聞き及びの通り、上半期決算でトヨタが過去最高益を記録した。ほんの2カ月前には、部品不足による生産調整で40万台規模の追加減産のニュースが飛び交ったにもかかわらずにだ。筆者も「さすがに今回は厳しいだろう」と考えていたのだが、話があまりにも変わって、少々頭の切り替えが追いつかない。一体トヨタはどうなっているのか?(2021/11/15)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
理由は半導体だけではない 自動車メーカー軒並み減産と大恐慌のリスク
7月から9月にかけて、各社とも工場の操業を停止せざるを得ないほどの減産を強いられた。この問題、本当に理由が中々報道されていないように思う。メディアの多くでは「半導体」が減産の原因だとされてきた。実際のところ、半導体そのものも理由の一部ではあるのだが、あくまでも一部でしかない。生産に大ブレーキをかけたのはもっとごく普通の部品である。(2021/11/1)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
電動化とラージPFを両立する、マツダ新工場の「縦スイングと横スイング」
「xEV計画」と直6縦置きのラージプラットフォーム。これを進めていくためには、当然生産設備を大幅に改変しなくてはならない。普通ならば、従来設備を適宜改良して、xEVとラージに対応させるだけでいいのだが、マツダはこれを大きなチャンスに変えようと考えた。(2021/10/18)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
トヨタSUV陣の最後の駒 玄人っぽいクルマ作りのカローラクロス
カローラクロスは、これまた難しいクルマだ。率直な感想としては「十分以上に良い。だけどこれといって光るとか、ウリになりそうな何かがない」。という書き方をすると、これがまた「だから80点主義なんでしょ?」という話になるのだろうが、そういわれると、そうじゃない。(2021/10/4)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
化石燃料から作る水素は意外にバカにできない
新エネルギーに求められるのは、やはり環境負荷だ。しかし、そうやって理想の形を求めていくと、それ以外のアプローチが存在し得る話が徐々に見えてきた。それが意外や意外、褐炭ベースの水素というソリューションだったのである。(2021/9/20)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
いまさら聞けないリチウムイオン電池とは? EVの行く手に待ち受ける試練(後編)
今回は、そのレアアース不足を前提にバッテリーがどの様な変化をしていくのかについて、考えてみたい。まずリチウムイオン電池というものはそもそもどういうモノなのかから説明をしないと話が分からないだろう。(2021/9/6)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
新型アクア ヤリスじゃダメなのか?
7月19日、トヨタ自動車は新型アクアを発売した。先代(初代)のアクアを振り返ってみれば、これはなかなかに酷(ひど)いものだった。そして、今回のアクアにはもうひとつ大きなトピックがある。それがバイポーラ型バッテリーの採用だ。(2021/8/23)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
レアメタル戦争の背景 EVの行く手に待ち受ける試練(中編)
コバルトの問題が難問過ぎるので、今注目を集めているのが、従来のハイコバルト系リチウムイオン電池に代わる方式だ。最も早く話題になったのがリン酸鉄電池である。ついでナトリウム電池、そしてニッケル水素のバイポーラ型電池。長らく次期エースと目されている全固体電池もある。(2021/8/9)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
新型86とBRZ スポーツカービジネスの最新トレンド
トヨタとスバルは、協業開発したFRスポーツカーとして、2012年からトヨタ86とスバルBRZを販売してきた。この2台のスポーツカーがこの度フルモデルチェンジを果たし、袖ケ浦フォレストレースウェイで、プロトタイプの試乗会が開催されたのだ。そこで86/BRZのインプレッションレポートと併せて、何がどう変わり、それがスポーツカービジネスをどのように変えていくかについて、まとめてみたい。(2021/7/26)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
EVの行く手に待ち受ける試練(前編)
電動化を進めようとすると、極めて高いハードルとしてそびえ立つのがバッテリーの調達である。バッテリーの調達に関しては、大きく分けて問題が2つある。ひとつはバッテリー生産のひっ迫、もうひとつはバッテリー原材料となる鉱物、とくにレアメタルの絶対的不足である。(2021/7/12)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
EV生産比率を5倍に増やすマツダと政府の“パワハラ”
マツダは、30年時点のEVの生産比率を25%と大幅に上方修正した。ではなぜマツダはそれだけEVの比率を大きく再発表したのかといえば、これは政府によるパワハラの疑いが濃厚である。(2021/6/28)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
ランクル14年振りの刷新 「ランクルじゃなきゃダメなんだ」世界で評価される理由
ランクルというクルマは、それを使う地域と使わない地域でとんでもなく評価が違うクルマだ。「池田なぁ、村もオアシスもない巨大な沙漠をクルマで命懸けの横断をするとして、レンジローバーとランドクルーザーがあったらどっちを選ぶ?」。そう聞かれてハタと思ったのだ。(2021/6/14)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
三菱の厳しすぎる現実 国内乗用車メーカー7社の決算(後編)
5月初旬に各社から発表された通期決算の結果を比較してみる本企画、前半ではトヨタ、日産、ホンダの3社を分析した。後編ではスズキ、マツダ、スバル、三菱を分析してみよう。(2021/6/7)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
国内乗用車メーカー7社の決算(前編)
例年ゴールデンウィークが明けると、国内自動車メーカーの通期決算発表会が相次ぐ。業界全体に対しての今年の総評を述べれば、コロナ禍の逆境にもかかわらず、各社奮戦し、期首に懸念されていたような危機に陥ることなく、日本企業の底力を見せつける結果になったと思う。ただし、1社だけ惨憺(さんたん)たる結果のところがある。(2021/5/31)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
再度注目を集める内燃機関 バイオ燃料とe-fuel
ホンの少し前まで、「内燃機関終了」とか「これからはEVの時代」という声しか聞こえなかった。ところがこの1、2カ月の間に「カーボンニュートラル燃料」の存在がにわかにクローズアップされ始めている。(2021/5/17)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
内燃機関から撤退? そんな説明でいいのかホンダ
ホンダは新目標を大きく2つに絞った。一つは「ホンダの二輪・四輪車が関与する交通事故死者ゼロ」であり、もう一つは「全製品、企業活動を通じたカーボンニュートラル」。そして何より素晴らしいのは、その年限を2050年と明確に定めたことだ。ホンダは得意の2モーターHVである「e:HEV」を含め、全ての内燃機関から完全卒業し、EVとFCV以外を生産しない、世界で最も環境適応の進んだ会社へと意思を持って進もうとしている。(2021/5/3)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
限りなく近づいた自動運転の時代
トヨタは従来のADAS(高度運転支援システム)を一歩進めた先進運転支援システム「Advanced Drive(アドバンスト・ドライブ)」を、トヨタブランドの燃料電池車(FCV)のMIRAIと、レクサスブランドのハイブリッド(HV)LSに搭載車を設定した。(2021/4/19)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
少しずつ見えて来たトヨタの未来都市「ウーブンシティ」
トヨタが実験都市「ウーブンシティ」の発表を行ったのは2020年1月のCES2020だ。ウーブンシティはさまざまな意味でまさに実験的な街である。そしてその面白さはいたずらにハードルを上げていないところにある。そもそもウーブンシティの基本構造はどうなっているのだろうか?(2021/4/5)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
バッテリーEV以外の選択肢
バッテリーEV(BEV)やプラグインハイブリッド(PHV)などの「リチャージ系」は、自宅に充電設備がないともの凄く使いにくい。だから内燃機関はしぶとく残るし、ハイブリッド(HV)も然りだ。ただし、カーボンニュートラルにも目を配る必要はある。だから、それらを補う別のエネルギーを開発しようという機運はずっと前から盛り上がっている。(2021/3/22)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
マツダ初の「MX-30 EV」 姿を現したフルスペックのGVC
マツダMX-30にEVモデルが追加された。これがいろんな意味で非常に面白いクルマだったので考察してみたい。「これこそがマツダのEVへの回答」と受け止める向きもいるかもしれないが、それは半分だけ正解で半分は不正解だ。(2021/3/8)
池田直渡「週刊モータージャーナル」:
「DS3 クロスバック E-TENSE」 100年に渡る物語が導いたEV
本稿は、米欧2地域にまたがる世界第6位の自動車メーカーが誕生するのに至った歴史的背景の興味深さをひも解くと同時に、この度日本への上陸を果たしたPSAのフラッグシップブランド「DS」のEV、DS3クロスバック「E-TENSE」の立ち位置を解説しようという目論見で書かれている。E-TENSEEにはリアルな未来の先取りを感じるのである。(2021/2/22)
池田直渡「週刊モータージャーナル」特別編:
再度利益上方修正のトヨタ その背景と森氏への苦言
トヨタ自動車は第3四半期の決算を発表し、期首に5000億円だった年間利益見通しは、第2四半期に続いて2度目の上方修正を加えて、ついに2兆円に達した。(2021/2/12)