最新記事一覧
客先からノートPCの修理依頼があった。不具合内容は『ACアダプターは正常だが、電源が入らない』ということで、ヒューズでも切れているかと思った。デスクトップPCは多数修理してきたが、ノートPCにも興味があり修理を引き受けた。
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2025年8月10日夜、筆者の暮らす熊本で大雨の特別警報が出た。愛車は嫁さんの実家に駐車していた。自宅も嫁さんの実家も井芹川の近くにあり、内水氾濫で駐車していた車は1m近く水没した。翌朝、車を確認。一目で『廃車』という文字が頭の中で横切ったが、車を乾燥させ、数日後にバッテリー充電を試みた。
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歯科技工のブラシレスモータードライバーの調査依頼で、制御ボックスを開けたら高回転設定のコネクター抜けが見つかった。しかしコネクターを接続しても低回転設定では回転が不規則に変動する現象は変わらなかった。今回は回転が変動する原因を再調査した。
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歯科技工機器の修理業者から、ブラシレスモーターのドライバー不具合について調査依頼があった。不具合現象はモーターのコントロール不良だ。
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知人からPFC電源の焼損の相談があった。半導体工場で装置の電源部品の焼損事故が発生して、装置内に煙が充満したようだ。今回、その原因や対策を紹介する。
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筆者は約50年前の1974年に大学を卒業して、大手電機メーカーに就職した。初めての仕事は、当時ベンチャー企業だった警備会社に納入される防犯装置の開発だった。入社当時はまだマイコンは広く一般には販売されておらず、主にリレーやトランジスタを使用した回路が設計されていた。この装置開発で面白い不思議な現象を経験した。
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半導体製造関連の温調器を13年ほど修理してきた筆者は、このアナログ機器の温調器修理経験を買われて知人から依頼された農業関連の技術支援も始めた。今回は、高精度な農作物の自動計量器の精度を維持するために重要なノイズ対策について解説する。
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過去13年ほどにわたっていろいろな電気機器の修理に挑戦してきたが、中には修理が完了できないものもあった。今回は修理できない要因を「リスク」として、上位10個を紹介する。
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著名な国内メーカーのテレビの電源基板の修理の続きだ。今回は電源基板のメイン出力部の修理結果を報告する。
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友人から『自宅のテレビが壊れて、電源が入らなくなった』と相談があった。今回は、国内の著名なメーカーのテレビの修理を報告する。
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今回は、シーケンサやモータードライバー用の電源など、2次電源を生成する多種の機器に多用されている新電元工業の電源IC「MAシリーズ」を使った機器の修理の経験を報告する。
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今回は壊れた部品を交換せずに接点を復活させる必殺技を紹介する。
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顧客からの依頼を受けて電気機器を米国から輸入したが、納品前に通電して動作を確認したら、目の前で煙が出た。今回は煙が出た電気機器の確認結果を報告する。
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古いプログラマブルコントローラー(PLC)の電源2台の修理を依頼された。この電源は1985年に発売され2012年に販売中止になった製品だった。そんなに難しい構造、回路の電源ではなさそうだ。
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前回に引き続き、リモートで友人の修理サポートした様子を報告する。今回、遠隔サポートしたのは、前回とは別の温調装置の修理だ。
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今回は、温調器の修理をリモートでサポートした様子を報告する。
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工作機器のコントローラーの修理を依頼された。不具合内容は、「数日前には動作が不安定だったがコントローラーを外す前には表示が点灯していなかった」ということだった。
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オーバーヒート症状が出ているモータードライバーの修理の続きだ。今回は修理とともに、故障の再発を防ぐ措置も講じた。
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「コンデンサーの容量が少なく動作中の開閉がうまくいかず、オーバーヒートの症状があるそうでコンデンサーを調査してほしい」というモータドライバー電源の修理を依頼された。
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ハロゲンヒーターが突然、つかなくなった。原因を調べてみると、ヒーターを接続していたコンセントタップのプラグが焼損していた。
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PLC電源の修理の続きだ。修理してみたものの出力電圧が中途半端な値で、まだ不具合を抱えている。そこで、メーカーに問い合わせてみたが――。
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知人の会社から事前連絡もなく、荷物が届いた。その荷物は、修理を途中で諦めたと思われる電源ユニットだった。
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今回は歯を削ったりする歯科用ハンドピースコントローラーの不具合調査を報告する。
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今回は、20年ほど使ってきた電子レンジの修理の様子を報告する。故障症状から推測するに、どうやらスタートスイッチの調子がおかしいようだ。
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自宅で使ってきた電子レンジの調子が悪くなり、以前、使っていた電子レンジを引っ張り出してきたが、10年ほど放置したためか、液晶すら表示されない……。今回は、10年放置した電子レンジの修理の様子を紹介する。
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今回も7.5kWインバーターの修理の続きだ。修理したインバーターを発送して1カ月後に「電源入力とモーター出力を逆に配線してしまった」と連絡があった――。
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今回は7.5kW出力インバーターの修理の続きだ。このインバーターはIGBTパワーモジュールが過熱破損し、整流電源の+端子とモーター駆動のU端子が短絡していた。不具合を確認するため取り出したIGBTモジュールのカバーを開けた。
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知人から7.5kWのインバーターの修理依頼があった。不具合の詳細は不明だったが、内部にエラー履歴も残っているだろうし、現場の情報が入りやすい依頼者なので引き受けることにした。
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修理品の通電テスト用にスライダック(単巻可変変圧器)のようなものがほしいと常々、物色してきた。そんな中で、入力電圧に応じてAC220Vまでの電源を生成できそうな“カーインバーター”を見つけた。
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今回は生産中止されたダイレクトドライブモータードライバーの調査の続きだ。今回はドライバーの不良原因を特定した経緯を報告する。
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ダイレクトドライブモータードライバーの不良について調査してほしいという依頼があった。今回から2回にわたってその様子を紹介する。
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ウオッチドッグタイマーのエラーが発生するという工作機械の操作パネルを修理した様子を紹介する。
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前回に引き続き、基板検査装置に使用されている「X線コントロールユニット」の修理の様子を紹介する。
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今回は、電源に不具合を抱えたと思われる基板検査装置に使用されている「X線コントロールユニット」の修理の様子を報告する。
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修理業務を指導している友人から焼損を起こした減圧ポンプのモータードライバーについて相談があった。現品を見せてもらったが、かなりひどい焼損事故だった。
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今回は筆者が38年前に経験した半導体製造装置の不具合対応の経験を報告したい。なお、機密保持の問題があり、会社名、製品名、図面などは開示できないので、ご容赦願いたい。
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今回は寒天製造機の修理の続きだ。修理を依頼されたドイツ製の寒天製造機を調べたところ多数の疑問点があった。ただ、販売代理店に問い合わせたところ、疑問が解ける回答を得ることができた。今回は販売代理店の回答を受けて、修理していった様子を紹介する。
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珍しい機器の修理依頼があった。寒天を作る機器で、しかもドイツ製だ。依頼者から『寒天があふれて、機器内部に入って動作不良になった。購入した販売代理店では修理できなかった』ということだった。面白そうなので修理を引き受けた。今回はドイツ製寒天製造機の修理を報告する。
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今回は、電池の液漏れで故障したエアコン用リモコンの修理の様子を報告する。
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今回は減圧ポンプに使用されるモータードライバーの不具合調査の続きだ。不具合原因と思われる基板は割り出せたので、基板上の回路から、機能を一つずつ確認していこう。
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減圧ポンプに使用されるモータードライバーの不具合調査を依頼された。不具合内容は「電源を入れると欠相のアラームが発生する」ということだった。今回はモータードライバーの不具合調査を報告する。
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スイッチング電源が普及してしばらくがたつ。PFC回路の搭載など進化してきた一方で、弱点を抱えているのも事実で、焼損の可能性を持つスイッチング電源は少なくない。スイッチング電源、PFC電源の弱点をいま一度見つめ、安全性を高める方法を考えてみたい。
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今回は電源投入の約5秒後にブレーカーから火花が出て電源が落ちる高圧電源の修理の続きだ。
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半導体製造装置の高圧電源の修理を依頼された。不具合内容は『電源投入後にブレーカーから火花が出て電源が落ちる』ということだった。半導体製造装置では、かなり危ない不具合だ。今回はこの危ない高圧電源の修理の様子を紹介する。
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見ず知らずの方からSNS経由でメーカーサポートが終了したプラズマテレビの修理支援を求められた。どうも不具合現象から電源不良のようだったので、引き受けることにした。
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今回は、火花が出なくなったプラズマカッターの修理の続きだ。前回、プラズマカッターの基板を点検しながら不具合箇所を目視で確認したが見つからなかった。通電して消費電力や整流電圧も確認したが問題点は見つからなかった。そのため、プラズマスイッチをオンにして、AC200V電源を通電して放電させるしか手がなくなった――。
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今回は、プラズマカッターの修理を報告する。高電圧で危険な機器だが、高電圧機器の試作品を設計、製造したことがあるので、引き受けた。
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取引先から紹介された会社からモータードライバーの修理を依頼された。不具合の症状は『高速回転は問題なく動作するが、低速回転で逆回転する。低速の正常回転数 0.66に対し現在は0.05』と非常に具体的だった。この症状からするとモーターのトルクが足りてないようだ。依頼者は現場で活躍している人なので、何とか依頼に応えたいと思い修理を引き受けた。
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タッチパネルのCCFL(冷陰極管)ランプは入手が困難で、交換修理が難しい。そこで、LEDに代替するためユニバーサル基板でLEDバーを自作してきたが、効率が良くない。そこで思い切って専用のプリント配線板(PCB)を起こし、パーフェクトなCCFL代替LEDバーを制作してみた。
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前回に続き、回転ブラシが回らなくなった掃除機の修理の様子を報告する。前回は、とりあえず動作するところまではこぎ着けたが、完璧な修理とはいえる内容ではなかった。そこで、今回は完璧に近い修理を目指すことにする。
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