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「こんな時にはこのITアーキテクチャ」関連の最新 ニュース・レビュー・解説 記事 まとめ

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使いにくいシステムをわざわざ作ろうとする開発者はいないはずだが、世の中には使いにくいシステムが散見される。システムの使いやすさの本質は、ユーザーがやろうとすることを適切に行えることにあるので、まず、ユーザーが業務上やるべきことを正しく見極めることが重要だ。

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システムのメンテナンス時でもユーザーに対するサービスが停止せず24時間365日システムが利用可能なことを連続可用性(continuous availability)という。メンテナンス時でもサービスを停止させないためには代行システムを用意するか、システムを2系列持つことが必要になるが、複数システム間でデータをいかに同期させるかがポイントとなる。

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ユーザーから見てシステムが停止せずに使えることを高可用性という。これを実現するためには、信頼性の高いハードウェアを使い、2重化やクラスタリングで耐障害性を高める方法が一般的であるが、システム構築費用は高くなる。高可用性が求められる部分とそうでない部分を分離することが、高可用性と費用の折り合いを付けるためには重要だ。

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大量トランザクションを処理するためには、アプリケーション・サーバを複数台並べて負荷分散する一方で、マルチプロセッサのDBサーバを採用しDB処理能力を確保するアーキテクチャが用いられることが多い。さらに高い処理能力が求められる場合には、DBの並列処理やオン・メモリ処理を併用するデザインもあるが、重要なことはスケーラビリティを確保するアーキテクチャ設計と、負荷を平準化する工夫である。

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「ITアーキテクチャ構築の勘所」では、アーキテクチャ設計手順を示し、それぞれのステップにおける勘所を示した。その続編となる本連載は、ビジネス要求に応えるために必要な、「大量トランザクション処理」「24時間365日稼働」「使いやすい」といったシステムの特性に着目し、これを実現するためのITアーキテクチャ構築の勘所を述べていきたい。第1回の今回は「良好なレスポンス」を実現するアーキテクチャについて勘所を示す。

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