問題は、発進時を含めた低回転域でのスムースさを欠くことです。トランスミッションは5速セミAT(ATモード付き)ですが、意識してていねいにアクセルを踏み込んでいっても、発進時、そして2000rpm辺りから下の回転域で走るときは、どうしてもギクシャク感がでてしまいます。
燃費はガソリン1リットル当たり21.8キロ(10・15モード)ですが、欧州車の常で、モード燃費では日本車よりよくなくても実力燃費はかなりいいはずです。アイドリングストップも装備されています。
カッコいいし、内装もお洒落だし、スピードでも十分納得のゆくレベルに達しているし、とにかく、発進時と低回転走行で欠くスムースさを納得できるかどうか、選択のポイントはほとんどここだけだと思います。
だから、「フィアット500ツインエア」が気になる人は、とりあえずデーラーに出かけていって試乗してみてください。(文&撮影:岡崎宏司)
Copyright (c) 2014 PLOTS Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング