Cクラス最強のスペシャルチューンド「C 63 AMG クーペ ブラックシリーズ」（1/2 ページ）

[岡田大助，Business Media 誠]

　メルセデス・ベンツ日本は、スポーツクーペ「C 63 AMG クーペ」のスペシャルチューニングモデル「C 63 AMG クーペ ブラックシリーズ」を発売した。国内限定50台で、価格は1500万円。納車は2012年春を予定する。

C 63 AMG クーペ ブラックシリーズ（画像をクリックすると拡大します）

　ブラックシリーズは、メルセデスAMGのブランドスローガン「ドライビングパフォーマンス」を体現するピュアドライビングモデル。過去に国内では、SL 65 AMG ブラックシリーズが12台限定で展開された。

　専用チューニングを施した自然吸気の6.3リッターV8エンジン「M 156」を搭載し、最高出力は380キロワット（517馬力）、最大トルクは620ニュートンメートルを発揮する。静止状態から時速100キロまでの加速は4.2秒で、まさに「Cクラスの史上最強のモデル」だ。

　エンジンオイルの冷却システムにも改善の手が入っており、オイルクーラーにはSLS AMGのコンポーネントを採用することで冷却面積が50％拡大した。トランスミッションには、AMGスピードシフトMCT 7速スポーツトランスミッションを採用して、4つのモードと自動ブリッピング機能、レーススタート機能を提供する。スポーツプラス（S＋）モードとマニュアル（M）モードでのギアシフト時間は100ミリ秒まで短縮されている。