「フェラーリ458 スパイダー」日本初披露(1/2 ページ)

» 2011年10月18日 19時56分 公開
[LUXURY TV]
LUXURY TV

 Ferrari(フェラーリ)は10月12日、最新モデル「フェラーリ458 スパイダー」を日本で初披露しました。F1ドライバー、フェルナンド・アロンソさんとフェリペ・マッサさんが登場し、宮城県石巻市の放課後児童クラブ建設のためのチャリティオークションも開催されました。日本の復興支援を目的として集められた寄付金額は総額7000万円以上にも及びました。

LTV フェラーリ458 スパイダー

 フェラーリは、東日本大震災に見舞われた日本の復興へのサポートの一環として、フェラーリ458 スパイダーの日本初披露に合わせて、チャリティオークションを実施し、新たに約800万円を寄付金として集めました。

 フェラーリ458 スパイダーには、V8ミッドリアエンジン搭載の2シーターとして世界で初めてアルミニウム製フルリトラクタブルハードトップが採用されています。従来のソフトトップモデルと比べて、約25キロの軽量化を実現しています。ルーフの開閉はわずか14秒で、快適に運転することができます。

 このチャリティオークションには、10月9日に行われたF1日本GP(開催地:鈴鹿)決勝で熱い戦いを終えたばかりのスクーデリア フェラーリのドライバー、フェルナンド・アロンソさんとフェリペ・マッサさんがサプライズゲストとして458 スパイダーで華々しく会場に姿を現し、イベントに色を添えました。

LTV F1ドライバーや多くのゲストが増上寺前に集まりました

 オークションの目玉として、2011年F1シリーズ開幕戦のオーストラリアGP(開催地:メルボルン)で実際に使用された「Ferrari 150°Italia」のフロントウィングが出品されました。このフロントウィングは、F1チーム一同から東日本大震災の被災者の方々に哀悼の意と復興へ向けて応援するために、日の丸と「ガンバレ!日本」というメッセージを掲出し、世界中の注目を集めたものです。

 フェラーリは、2011年7月に在日イタリア大使館と共催で、フェラーリ初の4人乗り、4輪駆動モデル「FF(Ferrari Four)」の発表およびチャリティオークションパーティを開催し、総額5300万円以上の寄付金を集めましたが、今回の落札金額約800万円、フェラーリ オーナーズ クラブのメンバーからの寄付金約1200万円が加わり、総額7000万円以上の寄付金を集めました。この寄付金は、イタリア・ローマにあるチヴィタヴェッキアの姉妹都市である宮城県石巻市へ全額送られ、「今すぐできる支援」として、放課後児童クラブの専用教室建設費用に充てられる予定です。

LTV サインをするF1レーサーのフェリペ・マッサ
       1|2 次のページへ

Copyright (c) 2014 PLOTS Inc. All Rights Reserved.